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ワクチン接種にあたり想うこと(2021/06/02)

2023/01/31
 
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ワクチン接種にあたり想うこと

 

大幅に遅れていたコロナワクチンの本格的な接種が当地でも5月になってやっと始まった。ワクチンの量や接種する医師を始めとする打ち手の方々の人数や接種会場など多くの制約から接種者に順番を付けざるを得ない状況となっています。

 

当面は医療関係者や高齢者から始めて順次若い方へと広げていく方針とのことです。直近では大規模接種の進行や各自治体が独自の接種体制を整え始めたことにより接種者の数が増加しています。

 

順調に接種出来た

 

筆者も先日1回目の接種を終えたところです。場所は市の公会堂で集団接種でした。混乱を避けるために予めPCなどにより15分単位で人数を決めて受け付けているので当日長時間待つ必要もなく大変順調に接種出来ました。

 

一方大変でしたのは接種会場で案内や誘導にあたる看護師や市のスタッフの方たちでした。何しろ高齢者が対象でしたから。よく頑張って仕事をされていたと感謝しているところです。

 

感染の状況は

 

国内の状況は

 

国内では非常事態宣言などの措置が効いて第4波の感染者のピークは過ぎつつあるようです。これまでのようにワクチンを接種していない場合、人流制限を緩めると感染が拡大するというパターンを繰り返してきました。ウイルスはイギリス型からより感染力が強いインド型にほぼ置き換わったのではないかと言われています。

 

欧米諸国では

 

欧米諸国ではワクチン接種者の割合が拡大するにつれて制限措置を緩めてもこれまでのように感染が拡大しないのではないかと期待されています。

 

各国の感染状況については日本経済新聞社の「新型ウイルス感染世界マップ」が大変判り易いです。是非ご覧ください。

 

2021年6月1日現在で日本の感染者は74.7万人、死者は1.3万人です。また世界では感染者は1憶7051万人、死者は354万人となっています。莫大な損失となっています。

 

また特に国内に関しては厚生労働省のデータ「国内発生状況など」が参考になると思います。ピークの山は今回の方が高いのが判ります。また今回もなんとかピークは過ぎつつあるようです。

 

ウイルスの発生源

 

コロナウイルスの発生源については、これまでのWHOの現地調査では動物から人間に感染した可能性が最も高いなどと3月に報告しているが、中国が協力に消極的だったことなどから不完全な調査だとの批判が出ているようです。

 

ごく最近欧米で再び透明性の高い調査をすべきだとの意見が強まっています。人工的に開発又は加工されたのではないかとの疑念を持つ人も結構多いようです。一日も早く解明して頂きたいと思います。

 

変異株

 

この種のウイルスの厄介な点は感染を繰り返すうちに変異株を生成することです。初期の時点では発生源の名前を冠して呼ばれていましたが、やがてイギリス型、南アフリカ型、ブラジル型などが出現した。

 

最近ではインド型が流行しています。さらにベトナムではイギリス型とインド型の特徴を併せ持つベトナム型が同国では流行しています。これは空気感染力が強いのだそうです。

 

ごく最近では重症化リスクの高い英国型の「N501Y」変異に、ワクチンや抗体医薬の効果を弱める可能性がある「E484Q」変異が加わった変異株が国内で見つかったとの報道もあります。

 

中和抗体の開発

 

最近日本でも広島大学をはじめ各研究機関に置いてウイルスの感染力を弱めたり無力化する中和抗体の開発が鋭意行われています。頑張って頂き近い将来治療薬的な薬として世の中に提供して頂ければ有難いです。全くの素人考えですが、風邪をひいたときに服用する風邪薬のような薬です。

 

オリンピック問題

 

前にも触れました(こちら)が、

 

1 国内問題としては、
①  外国の競技関係者を迎えて安心して競技が開催できるまでに感染拡大をほぼ終息させることが出来るか
②  海外競技関係者の入国によってオリンピック期間中または終了後感染が再び拡大しないか

 

2 参加国側の問題としては
①  自国の感染状況を踏まえて選手を派遣できるか、練習など十分な準備ができるか
②  自国の感染は終息したので、まだ十分に収束していない開催国へ競技関係者を派遣したいと思うか

 

まだ他にも問題となる要素はあると思いますが、どれほどの国が参加できるかが重要な気がします。参加国が少なければ寂しいオリンピックになってしまいそうです。

 

WebsiteやSNSなどではオリンピック中止論などが盛んに議論されています。個人的な感想としては、前回の1964年東京オリンピック大会は海外出張のために観ることが出来なかったので、一度は観てみたいという思いはあります。

 

国産ワクチンと予防薬の開発

 

今回のコロナ問題は個人の生命財産の損失はもちろん世界の政治・経済体制を根本から揺るがす大問題となっています。まだ全ては収まっていません。

 

我が国は初めから国産ワクチン開発をあきらめたような印象を受けますがどうなのでしょうか。わが国にはワクチンと予防薬を開発する技術力も資金力もあると思います。

 

今後も変異ウイルスが発生することを考えれば、ぜひ国産ワクチンや予防薬を開発して頂きたいと思います。今からでも遅くはないと思います。

 

まとめ

 

  • コロナウイルスは変異ウイルスを生成するので厄介です。変異ウイルスにも効果がある国産ワクチンと予防薬を是非開発して欲しいと思います。

 

最後までご覧いただき有難うございます。

 

 



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