春野菜を始める(2021/03/14)
目次
春野菜を始める
春野菜の既に報告したようにジャガイモです。次の作業は発芽して芽欠き・追肥の時期までの間、キャベツ、白菜、大根の3点セットの他にブロッコリー、レタス類など空き畝やローテーションの具合を見て都合の良いものを植えています。そのまえに青首君の報告をします。
青首君は結局
秋採り青首大根を越冬させて早春に収穫する実験的栽培の結果はマルチ17穴中発芽したのが12穴、何とか収穫まで至ったのは0.5kg程度の小さなSサイズクラス6本でした。総合収率は6/17=0.35、35%でした(マルチ穴基準)。
味は
ボイルしたあと酢味噌を付けて食したのですが美味でした。内部はまだとう立ちの硬い部分はなかったです。
結論は
種子がそのように設計されているので、秋採りはやはり秋に栽培しなけれなならないという当たり前の結論を得た次第でした。
今年の春野菜は
玉ネギ畝の横に耕運機で良く耕し施肥したあとマルチを掛けた畝を一畝用意した。この畝のおよそ半分を例年より減らした本数で大根、キャベツ、白菜の栽培用に充てることにした。
春大根
マルチ畝の手前5穴には賞味期限が切れた青首系春大根の種子を播きました。昨年も栽培したものですが毎年どの野菜の種も使いきれずに余ってしまいます。発芽率が85%以上となっていますが、発芽率は落ちても発芽はするのではないかと思い播種しています。在庫整理の意味もあります。
キャベツ
キャベツの苗は例年「キンケイ201号」を植えています。価格が手ごろで栽培し易くいいキャベツが出来ます。今年は4本定植。
白菜
白菜の苗も同じく「ショウシュン」を例年植えています。キャベツと同じ価格で栽培がしやすく良い白菜が採れます。今年は6本定植。
レタス
畝の真ん中にレタス「サリナス88」の苗2本を植えた。レタスはアブラナ科のキャベツや白菜のコンパニオン・プランツです。筆者も何年か前に効果を確認していますが、レタスのこの配置と割合では防虫効果は薄いと思います。
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コンパニオン・プランツ
家庭菜園規模ではコンパニオン・プランツは無農薬栽培に有効です。上記のポストのようにレタスとアブラナ科のキャベツ、白菜の組み合わせである程度効果がある結果が出ました。
防虫ネット
最近当地でも暖かくなって畑ではもうモンシロチョウが飛び回っています。アオムシの卵をキャベツや白菜の葉に産み付けるのでどうしてもトンネルを掛けて防ぐ必要があります。
里芋
残りの半分弱(青首大根の跡)の畝については何を植えるか検討中です。今年は里芋に力を入れてみたいと思っていますが、里芋は定植から収穫まで8~9か月と期間が長いので狭い畑全体のローテーションや芽出し種芋なども含めて考えているところです。
芽出し種芋を使うと玉ねぎやニンニクの跡に植えられるのでローテーションが楽になりそうです。
夏野菜の準備
春は家庭菜園にとっては季節の移行が早いです。もう1ヶ月もすればナス、トマト、キュウリなどの夏野菜の定植時期となります。早いですね。
まとめ
- コンパニオン・プランツは効果はありますが、今年はキャベツ、白菜にはネットの他には特に防虫対策をしていないので少し心配です。
- 限られた面積の家庭菜園では、里芋のように栽培期間が長い野菜の栽培は事前に良く計画を立てておくことが必要です。
最後までご覧いただき有難うございます。