イモ3題(2021/05/28)
目次
イモ3題
3題とはジャガイモ、サツマイモ、里芋のことです。ちょうど今の時期はこの3種の芋が畑に並んでいる時です。もちろんジャガイモは収穫待ちの時期ですし、サツマイモと里芋は仕込みの時期です。
ジャガイモの試し掘り
2月20日の定植後芽欠きと2回の追肥と土寄せをして生育は順調でした。下葉が枯れてきたし、筆者より遅く定植した隣の仲間も試し堀りをしていたので1株試しに掘ってみた。
ご覧のように大きいサイズは5個で全体で0.7kgしかありませんでした。少なくとも1株あたり1kgは欲しいところです。試し堀りにしても少し早かったです。生育状況にもよりますが、やはり定植後110日前後は置いた方が良いようです。
サツマイモ
サツマイモを植える場所がなかなか空かないために苗の購入が遅れてしまった。玉ネギを収穫した跡に急遽マルチ畝を作り2条植えにしました。
今年は紅はるかを植える
苗の種類は「紅はるか」ですが、ホームセンターでも時間が経ってしまったのでかなり枯れかけていて、確認してから購入して欲しいとの注意書きがある位でした。
苗:紅はるか、21本
定植日:5/18
畝:マルチ畝、2条植え
品種:安納芋、シルクスイートなどと並ぶ甘味系
* いずれも写真をクリックすれば拡大します
枯れかけた苗
定植した21本の苗のうち5月20日現在では2日間の雨により活着したように見えました。5月26日現在2本が枯れそうな気配です。残り19本は大丈夫と思います。
従って本数基準で19/21=90%の活着率となります。もちろん新鮮な苗であればまず100%活着すると思います。
サツマイモの苗は濡れた新聞紙に包んで日陰で保存すれば1週間やそこらは十分もつ言われています。意外と強いですね。
以下の部分を追加更新します。
定植した紅はるかの苗は結局2本は枯死、1本は一旦は根付いた感じでしたが枯れてしまった。本日近くの苗屋さんで購入した3本の苗を追加定植した。品種は多分紅あずまだと思います。
1 北側列の紅はるか苗はかなり大きくなってきた
2 南側列の紅はるか苗はやや小さい
3 本日定植した苗は切りたてで大きい
4 本来なら本日の苗の如く新鮮で大きい苗が望ましい
5 今後どうなるか見てみたい
追加更新:2021/06/05
甘さ比べ
昨年までは安納芋を植えてきました。甘くて美味しいと聞いたので今年初めて紅はるかに挑戦します。
表ーサツマイモ3種の比較
サツマイモ | 安納芋 | 紅はるか | シルクスイート |
食感 | しっとり | しっとり | なめらか |
糖度 | 約20度 加熱時:約40度 |
約30度 加熱時:約60度 |
約8度 |
サツマイモに含まれるβ-アミラーゼという酵素がデンプンを糖質に変化させ甘く感じさせます。約70℃でβ-アミラーゼの活動が活発となるのでこの温度で焼くと美味しい焼き芋が出来ると言われています。
甘さの点では紅はるかに少しばかり分がありそうです。
里芋
里芋は種芋の催芽中に購入種芋「セレベス」2個を腐らせてしまった。どうも芋自体が大きすぎたのも原因の一つと考えています。
種芋の差し入れ
キャベツ、白菜を収穫した跡に直ぐに種芋を定植して5月20日にやっと種芋の定植を終えたところです。2個分の空きが出来たところに、偶然にも菜園のオーナーから育苗籠一杯の芽出し種芋の差し入れが菜園仲間にありました。
品種は判らないのですが早速3個ほど頂いて定植した。仲間も畑の空いた隅に少しずつ植えているようでした。
写真奥:5/20定植の伊予美人2株
今年は里芋に注力
これで今年は里芋を2畝栽培することになりました。ホームセンターで購入した種芋とスーパーで購入した食用里芋を種芋にしたものと比較が出来ます。今年は里芋に力を入れています。秋の収穫が楽しみです。
まとめ
- 里芋2畝の定植が終わりやっと一息ついたところです。昨年のように里芋にも食害が発生するので注意したいと思います。
最後までご覧いただき有難うございます。