今年のジャガイモは(4)(2021/06/07)
目次
今年のジャガイモは(4)
今年も6月3日のキタアカリの収穫をもってジャガイモの栽培は終わったので、ここで一通り纏めてみたいと思います。
結論としては、今年のジャガイモの出来は大玉が多く良かったです。
種芋
種芋は男爵とキタアカリです。男爵はスーパーで購入した北海道産食用男爵イモで発芽してしまったもの1.5kgです。キタアカリはホームセンターで購入した1.0kgです。
畝作り
大きい芋は2分割にして切断面に木灰を塗布して塗布面を下にして配置した。畝は前もって堆肥、化成肥料、石灰、有機野菜の土を施し耕運機で良く耕しておいた。畝幅60cm、畝間75cm、3畝を用意(寸法は約です)。
植え付け
遅霜被害も考慮して、畝の中央に深さ15cmのやや深めの溝を掘り株間30cmで種芋を置き、間に堆肥と化成肥料を施し覆土した。畝は平畝とした。後日の土寄せで収穫までには山型の畝になります。
芽欠き
芽欠きと1回目の土寄せ3月29~30日に行い、2回目の土寄せは4月16日に行った。今年は暖かかったせいか出芽も芽欠きも例年より早かったです。
試し掘り
キタアカリは5月24日に1株を掘る。0.7kgで収穫はまだ早い。男爵は5月31日に1株、0.9kg、掘り出しはもうそろそろか。
収穫
収穫日は男爵が6月1日~2日、定植後101~102日目、キタアカリが6月3日、定植後103日目です。男爵が1個腐敗していた。収穫量は次の表の通り。
大きいイモの長径:8~9cm
大きいイモの重量:250~300gr
大きいイモの割合:比較的多い(写真の通り)
大きいイモの長径:8~9cm
大きいイモの重量:250~300gr
大きいイモの割合:比較的多い(写真の通り)
両イモともせめて大中小に分けて
おくと良かったです
収穫量は
表ー1 ジャガイモの収穫量
ジャガイモ | 収穫量 | 種芋量 | 種芋1kg あたり |
男爵 | 29.4kg | 1.5kg | 19.6kg |
キタアカリ | 15.1kg | 1.0kg | 15.1kg |
合計 | 44.5kg | 2.5kg | 17.8kg |
(注)今年の気候条件、栽培条件による筆者の場合の収穫量の例です。
成績は
昨年よりは大きいイモが採れたし、仲間からも「大きいね」と言われて、筆者自身は単純に喜んでいます。表‐1の数値がどの程度の数値なのか良く判らないです。当菜園ではどうもこれでほぼ普通の成績のようです。
- この春は暖かく遅霜の被害が殆どなかったこと、従って成長が早かったこと
- 元肥として「有機野菜の土」を牛糞堆肥に混ぜて施肥したこと
などが良かったのかなと筆者なりに考えています。
プロの農家の表示は単位面積当たり収穫量が普通です。家庭菜園のように限られた面積の畑では種芋1㎏当たりの収穫量となってきます。
Websiteで見かける収穫量は
(1)品種が判らないのですが、種芋1個当たり23倍以下、家庭菜園規模では
およそ8~15倍ではないかとの見方がありました こちら
(2)キタアカリの場合、種芋1kgから17kgの収穫があった。 こちら
(3)じゃがいも1キロを植えると、何キロ位収穫できますか。こちら
種芋1kg当たりの収穫量は畑の立地条件、栽培方法、天候などに大きく変わるのでWebsiteでも明確な数値としては出ていないと思います。当地周辺の家庭菜園レベルでは、男爵の場合20kg/kg種芋あたりでしょうか。
まとめ
- 筆者本人は大きいサイズが多く良い出来ではないかと思っていますが、意外と普通の出来なのかも知れません。いずれにしても、今年のジャガイモ栽培は終了しました。
今年のジャガイモ栽培に関する記述
今年のジャガイモに関する記述は次のものがあります。宜しかったら覗いて見てください。
(1)イモ3題 2021/05/28 こちら
(2)ジャガイモの芽欠きと追肥 2021/03/31 こちら
(3)今年のジャガイモは(3) 2021/02/21 こちら
(4)今年のジャガイモは(2) 2021/02/13 こちら
(5)今年のジャガイモは(1) 2021/01/27 こちら
最後までご覧いただき有難うございます。