雨の日が続くので(2)(2021/08/18)
目次
雨の日が続くので
梅雨明け前には何日間か雨の日が続いたのでまだ記憶に新しいところです。今回の雨は秋雨前線が日本列島に停滞して特に西日本から東北地方までの広い範囲に大雨を降らせています。
この前線上に線状降水帯と言われる大雨を降らせる地域があって、これが停滞して数年から数十年に一度の大雨を降らせるので川の氾濫や崖崩れなど大きな災害が発生しているところがあります。災害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
線状降水帯とは積乱雲によって生成するものとのことで最近見聞するようになった言葉のように思います。これも温暖化と関係があるのでしょうか。当地では8月12日の午後から警戒警報3レベルの雨が断続的に降り続いています。
夏野菜は終わったようだ
雨が止んだので畑に行って見ると様変わりになっていました。雑草は伸び放題で野菜は枯れて終わりとなっていました。トマトやナスの中には腐ったりひび割れが出来たものが見られました。この長雨のために夏野菜は終わった感じです。
キュウリ
消費しきれないほど大量に採れていたキュウリが先日の強風で生育が悪くなった。葉や蔓は枯れて完全に終了していました。早く撤去して何か秋野菜を植えようと思います。
トマト
どうも今年は出来がいまいちだったようです。収穫に近づいた実は蔕と枝と付け根のところに穴を開けられ落下していた。犯人は何という害虫なのでしょうか。
摘芯はしたのですが、蔓が支柱よりはるかに高く伸びてその結果先日の強風で最上部の支柱のところで折れてしまった。こちらも完全に収穫は終わりました。
ナス
最初は良いナスが採れたのですが、中頃から葉が黄変したり小さな穴だらけになったりして生育がほぼ止まってしまった。花の数が減り実は小さくて硬いものや二股の実などが出来た。
病気に罹ったかと思ったのですが、黄変した葉を切除し追肥に少量の苦土石灰を混ぜたりして様子を見ていたところ徐々に回復してきた。後半になって何とか盛り返してきた感じです。
秋ナスとよく言われますが上手く手入れをすればもう少しは続けられそうです。昨年は9月28日に撤去しました。
ナスは7月末頃から少しづつ
回復してきた感じ。
野菜 | 収穫量 | 苗木1本 当たり |
2020年夏 |
トマト大玉「麗夏」 | 89個 | 22.3個 | 20.2個 |
千両ナス | 192個 | 27.4個 | 29.2個 |
キュウリ「千羽」 | 147個 | 24.5個 | 12.1個 |
品種はトマト、ナス、キュウリともに今年も昨年と同じです。またゴーヤは95個で昨年の135個にはまだ届かない状況です。ピーマンはジャガイモの跡に連作障害を気にしながらも定植したのですが、花は咲かせるのですが実は成りません。
秋野菜の準備を
里芋
この長雨で一番潤っているのは里芋かも知れないです。本来なら真夏の乾燥畝に水を大量に遣らなければならないのですが、この雨で水を遣る必要がなく里芋にも十分な水が行き渡っているので好都合です。筆者は雨が降り始める前日に少しばかりの追肥をしておきました。
さつまいも
今年の苗は紅はるかで今のところ元気です。例年安納芋を植えていたのですが、加熱した時の甘味度が安納芋に劣らず甘いと言われているので挑戦することにしました。今のところ虫に食われた葉は限定的のようです。
九条ネギ
播種:2020/09/10
昨年生成した九条ネギは便利に移植を繰り返しきましたが
6月上旬に最終地と思われる現在地へ引っ越した。
収穫時期は秋から冬です。
スペース確保のためにまた引っ越しかな。隣がナスの畝。
主力秋野菜の準備
今年も例年通り大根、キャベツ、白菜、蕪は栽培予定です。それに来年の春収穫の玉ネギとニンニクもこの秋に定植します。問題は2畝で里芋を1畝でサツマイモを栽培しているためにこれで全体の半分を占めます。里芋はどうしても種類を変えて栽培してみたかったので止むを得ないです。
スペースと時間を確保するには;ー
(1)作付け数を減らす
(2)育苗苗の活用する
作付け数を減らすことと玉ネギのように種まきを止めて育苗苗に切り替える位しか手はないようです。これでどの位の時間とスペースを稼げるかです。現在のところ降り続く長雨で準備が遅れています。
関連ポスト
(1) 雨の日が続くので 2021/07/07
(2) 今年の夏野菜の成績は 2020/09/06
(3) 引っ越しが多い九条ネギは 2020/09/22 表ー1 今年の夏野菜の最終成績表
まとめ
- 雨が止んだらまず雑草の除去をしなければなりません。これは結構大変な作業です。
- 秋のキャベツ、白菜などの主力野菜を限られた面積にどう植えるか栽培計画を作ることになります。
最後までご覧いただきまして有難うございます。