玉ネギの直播栽培(1)(2022/09/25)
目次
玉ネギの直播栽培
前にも触れましたがこの秋のテーマは
(1)サツマイモの立体栽培
(2)玉ネギの直播栽培
としました。(1)については既に報告した通りです。今回は家庭菜園規模での玉ネギの直播栽培の長短について考えてみたいと思います。
これまでは
玉ネギは毎年毎年栽培しています。これまでは直播と購入苗の定植との2通りで栽培していました。栽培量の半分程度を直播として残り半分を直播の未発芽部分の補充も兼ねて購入苗を定植していました。
発芽トレイに撒く場合に比べて直播は発芽率が悪いのではないかという気がしています。下記の3つの方法ではいずれも育苗土を使い播種面を綺麗に整えます。種粒が小さいので揃った苗を作るには必要な作業だと思います。
一方直播の場合はそこまで丁寧には播種面を平坦には出来ません。
玉ネギ苗の作り方
- 育苗トレイを使う
- 育苗ポットを使う
- 育苗畝に直播
育苗畝で苗作り
育苗土不使用、篩を掛けず播種面が粗い
発芽率が悪いようだ、苗が不揃い
苗用畝で苗作り
育苗土不使用、篩を掛けず播種面が粗い
発芽率が悪いようだ、
苗が不揃い
直播で苗作り
播種面が粗い、発芽率が悪い、管理がし難い
未発芽箇所へ移植する
品種:この畝では極早生1種、中生1種
手前ニンニク、各1/3
この段階で5穴マルチ畝で未だ発芽していない箇所がいくつかあります。また発芽後枯れてしまう苗も何本かはあります。
今後の作業
苗作り
品種によっても少し異なりますが長さが約20cm程度の大きさまで苗を育てる。
定植
育苗ポットや専用苗床で生育された苗は大きさが揃っているのでそのまま定植出来ます。定植時期は当地では10月中旬から11月上旬ころです。定植苗が活着すれば当面の大きな作業は終わります。
直播の場合は苗の大きさが必ずしも揃っていないし、未発芽の個所もあるので発芽本数が多い個所の苗を未発芽箇所への移植する作業が必要となります。
追肥
2回程度施します。中晩成種の場合1回目が1月上旬頃、2回目は2月上旬頃、止め肥として3回目は3月上旬頃に8-8-8化成肥料を軽く1㎡当たり一掴み約30~50grをマルチ畝の上から株元あたりに軽く撒きます。2月下旬頃に1回苦土石灰を軽く一掴みマルチ畝上から株元あたりに同様に撒きます。
早生種の場合は収穫が早いので12月下旬から1月下旬頃の2回8-8-8化成肥料を同様にマルチ畝上から株元あたりに撒きます。苦土石灰も一掴み同様に同様に撒きます。
これらはいずれも大まかな基準で実際には玉ネギの生育状況を見て肥料の過不足を判断することになります。
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まとめ
- 今年は苗作りは止めてすべて直播にしました。果たしてどの程度上手くいくかやってみたいと思います。今春収穫した分は良く出来た方で保存中のものがまだかなりあります。来春はどうなるでしょうか。今後適宜報告します。
最後までご覧いただき有難うございます。