玉ネギの直播栽培(3)(2023/04/11)
目次
早生玉ネギの収穫
この春は例年よりはるかに暖かく桜も当地でも記録てな速さで咲きました。春野菜の生育も早いです。
早生玉ネギの収穫
普通の栽培方法は苗作りは、別の専用のトレイに播種して苗作りをします。その中の出来栄えの良い苗を定植します。筆者は今回の玉ネギ栽培は種子を5条マルチ穴に直接播く直播栽培をやってみました。
このあたりのやり方については既に報告済ですのでこちらをご覧になって下さい。2022年9月4日に播種し2023年4月10日収穫開始となった。
極早生種は発芽後に
極早生種(超極早生サラダ玉葱)は発芽した後、枯死する苗が発生した。当地では9月上旬は未だ夏に近い暑い日が続くので生育環境としては条件が良くなかったのかなと思っています。枯死したマルチ個所には貝塚早生黄を追加播種した。
直播栽培のメリットは
まだ断定的には言えませんが家庭菜園のような小規模の栽培でも、直播栽培は必ずしもメリットのある有効な方法ではないかもしれません。もう少し様子を見たいです。超極早生サラダ玉葱と貝塚早生黄の発芽率についてはこちら。
サツマイモの後作
いろいろ迷った挙句後作としてここにも玉ネギを作ることにした。3/4畝分には追加播種した泉州黄玉葱と一部未発芽個所に第2畝で間引きした苗を移植した。
霜などの被害
例年玉ネギの栽培でトンネルを掛けたことはなかったので、早生種では1畝で10か所以上霜で枯れてしまった。トンネルを掛けておけば良かったと思ったのですがその時は全く気が付かなかったです。
この時点では苗は元気
畝の中央~北側が霜被害株が多いようだ
畝の北側:下の写真中のように霜で遣られた
早生株の多くの葉の上部が霜で遣られた
トンネルを掛けておけば被害は回避できたと思う、残念。
その後生育はしているが、大きい球は期待出来ない
間引き時に余った苗を別畝に植えていたのでこの苗を移植した。1月から2月上旬の話です。その後大きくはなってきたのですが、他の株に比べれば小さいようです。
早生玉ネギの収穫
全体的には未だ元気そうに見えますが、早生玉ネギは成長の最終段階に差し掛かっているようです。そこで試しに6株ほど採ってみました。
採取場所:第1畝の一番手前(南側)
初収穫、播種後約7か月後
収穫量:1.1kg
第2畝:手前から1/3が早生、中1/3が黄玉葱、奥1/3がニンニク
直ぐに食べた
新玉ネギは柔らかくて少しばかり甘い感じがしてサラダでも食べられます。筆者の場合はまずは「黒酢鶏肉あんかけ」にして食べました。こちらのレシピ集を覗いてみて下さい。素人料理でしたが美味しかったです。(この項は4/12追記)。
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まとめ
- まだ初収穫の段階なので断定的には言えませんが、当地でもどうも早生玉ネギにはトンネルを掛けておけば安心出来ると思います。
最後までご覧いただき有難うございます。