現役を引退したじじいだよ、あだ名はロン、まだまだ元気なので気張って書いているよ

ピッツァと遺跡の街、ナポリへ

 
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ナポリへ

 

ミラノからローマに来て一日観光を楽しんだあとさらに足を延ばしてナポリに出かけることにしました。ローマ、ナポリ間は近くて、ローマ、テルミノ駅からナポリ、中央駅まで高速列車で約1時間10分で到着します。

 

ナポリの観光

 

 

一日観光コース

 

ナポリ市内の観光地とポンペイの遺跡群を見るコースとしては出発地がローマ市内出発の場合と、ナポリ市内出発の場合があります。筆者はナポリ市内出発の一日観光コースを選択しました。どちらも予約が必要です。

 

ナポリはイタリアでローマ、ミラノに次いで3番目の大きな都市で南イタリアの政治、経済の中心的な都市です。目の前にはティレニア海に続くナポリ湾が広がり、東南東14㎞のヴェスヴィオ火山を背景とした風光明媚な景観で知られる観光都市です。「ナポリを見てから死ね」との格言が生まれる所以でもあります。

 

ナポリの中心街はナポリ中央駅からメリジェリーナ港までの東西約5㎞の範囲に広がっています。ここにサンカルロオペラ・ハウスや王宮、サンタ・ルチア港などの観光スポットがあります。旧市街の「ナポリ歴史地区」は1995年に世界遺産に登録されています。

 

ヌオーヴォ城

 

ヌオヴォ城

 

ユネスコの世界遺産に登録されたナポリ歴史地区の一角にあります。ナポリを支配したのは11世紀にノルマン人のオートヴィル家で次いでホーエンシュタウフェン家の支配に入った。

 

13世紀に入ってアンジュー家がこの地でナポリ王国を興し、ナポリは繁栄を迎えましたが16世紀前半にアンジュー家が衰えるとナポリはスペインの支配下に入りました。

 

ヌオーヴォ城は13世紀にアンジュー家出身のナポリ王カルロ1世が、フランスのアンジェ城をモデルに建築したといわれています。

 

アンジュー家支配末期に度重なる戦闘の舞台となり、大きく破損するが、15世紀から18世紀にかけて改築されて、現在のような形で残っています。正面に3つの円筒形の塔を持ち、2つの塔の間に凱旋門が建っています。

 

ルネッサンス建築様式によって造られた城として有名で、世界各地から訪れる観光客でいつもにぎわっています。

 

王宮

 

ナポリの王宮

 

建物の西ファサード(プレビシート広場に面す)は、12世紀にナポリ王国を建国した際からの代々の王の像が展示されています。

 

現在の王宮と隣接した館は、サン・カルロ劇場、美術館、ナポリ国立図書館、ナポリ地方観光局を含む官公庁の庁舎として使用されています。

 

ナポリ大聖堂

 

ナポリ大聖堂

 

この教会は13世紀にシチリア王シャルル1世により、建設の命が出て、ナポリ王ロベルトの統治下にあった14世紀初期に完成しました。

 

建物は古いキリスト教のバシリカ建築の基礎上に建設されたので今でも教会の下にあった遺跡からは、ギリシャやローマの遺物が発掘されているといいます。

 

聖堂内部には貴重な絵画や祭壇や装飾数々の芸術作品を収蔵しています。

 

国立カポディモンテ美術館

 

カペディモンテ美術館

 

ブルボン家のカルロス3世が、代々受け継いだ膨大な美術品コレクションを展示するため、1738年より建設に着手した宮殿がカポディモンテ美術館となった。

 

その後一時貴重なコレクションはパレルモに逃避するが、1815年にナポリに戻ったフェルディナンド1世は多くの画家や彫刻家を雇い入れて宮殿の再建に取りかかり1840年に完成し近代美術の部門も付け加えられた。

 

サンタ・キアラ教会

 

サンタ・キアラ教会

 

ナポリの下町のスパッカナポリの入り口に、サンタ・キアラ教会は存在します。ロベルト・ダンジョーと王妃サンチャの命により、1310年から1340年にかけ、ゴシック様式で建設されました。回廊は美しいマジョルカ焼のタイル装飾されています。

 

スカッパナポリ

 

スカッパナポリ

 

スパッカナポリは、ナポリ市街の中心のダンテ広場からすぐのトリブナリ通りと、ジェズ・ヌエーボ教会の前を走るベネデット・クローチェ通りに挟まれたあたりのエリアを指します。

 

このエリアは細い通りを挟んで両脇に歴史的な建築物が建ち並び、教会やレストラン、土産物屋が密集している観光スポットとなっています。この辺り一帯の旧市街地区は「ナポリ歴史地区」として世界遺産に登録されています。

 

ナポリのピッツァ

 

 

マルゲリータ

 

現在イタリアでピッツァの代名詞的存在とされる「マルゲリータ」の誕生は1889年。イタリア統一を果たした王女マルゲリータのナポリ訪問を歓迎してピッツァ職人エスポースィトが献上したことによる、と今日に伝えられています

 

ナポリといえばピッツァ・マルゲリータの発祥地として有名です。材料はトマト、モッツァレッラチーズ、バジル。この名称は、バジルの緑、モッツァレッラチーズの白、トマトソースの赤がイタリアの国旗である三色旗を表しているようだと言われています。

 

基本的に1人1枚食べきり、取り分けない。日本でよくやるように小皿に取り分けるのは正しい食べ方ではないようです。

 

ナポリのピザは、絶妙な塩っけがあり、もちもちした薄い生地が特徴です。円い生地の膨らみがいいですね。ピザはとても大きく、価格が安いですしやはりピッゼリアではナイフとフォークで食べるほうがスタンダードとなっています。

 

ポンペイの遺跡

 

ナポリ中央駅から普通電車で約40分でポンペイ中央駅に着きますが、駅から直ぐのところにポンペイ遺跡が広がっています。これらの遺跡群は1997年に世界遺産に登録されています。

 

ポンペイ遺跡とナポリの観光スポットが一つになって主要な観光コースになっています。

 

ポンペイの遺跡

 

ポンペイの街は、良く知られているように79年にヴェスヴィオス火山が大噴火しして、流れ出た火砕流と火山ガスによって住民もろとも一瞬にして地中に埋もれてしまいました。

 

発掘、再建が進み2000年近く経った今日、私たちが目にするポンペイの整然とした街造りや生活様式は多くの古代ローマ時代の姿を教えてくれます。

 

ポンペイのヘルクラネウム及びトッレ・アンヌンツィアータの遺跡地域が1997年ユネスコの世界遺産に登録されています。

 

アボンダンツァ通り

 

スタビア通りの交差点

 

歩道と車道が分離されて造られています。また手前の石は横断歩道のようです。一般市民が利用した共同水飲み場もありました。ポンペイの人たちはここで溜まった水を飲んだり、生活用水にくみあげたりしていました。今でも水の出口には蛇口がありひねると水が出るそうです。

 

パン屋の家

 

パン屋の家

 

紀元前2世紀ころ建てられたと思われるパン屋。小麦を挽く臼、水盤、アーチ型の釜があります。2階は住居だったようです。

 

石膏で復元された人の像

 

石膏で復元された人物遺像

 

大噴火とともに急速に襲ってきた有毒な火山ガスと火砕流から逃れることが出来ずに建造物はもちろん1万人ちかくのポンペイの人たちが埋もれてしまいました。

 

数日間に降り積もった灰は6mの高さにもなったと言われています。後年になって発掘した灰の中の空洞に石膏を注入して復元した人物像です。当時の姿を忠実に表しています。

 

多くの人の石膏の復元像が展示されていますが、その中には子供を庇うようにして果てた母親の像もあります。

 

公共広場(Foro)

 

公共広場とポーチ

 

公共広場を取り囲むように写真のような2階建ての円柱が建っています。被災前は屋根があったと思われますが降り積もった灰の重みで屋根は崩落して壁と柱が残ったと見られます。

 

この広場の奥にはジュピター神殿があり、横にはアポロ神殿があります。広場の南西にはバシリカがあります。

 

円形闘技場

 

ポンペイ遺跡の円形闘技場

 

ポンペイ遺跡の一番東側に位置する円形闘技場。 ローマのコロッセオほどではありませんが、それでも大きいです。当時の町の人口よりも多い2万人を収容できたと言われています。

 

奴隷や捕虜たちによる闘いのほか、演劇など当時の市民の娯楽の場として機能していました。観客席だけでなく、剣闘士たちが通った廊下など舞台裏も見ることができます。

 

まとめ

 

  • 「ナポリを見てから死ね」つまりナポリを見なければ損をするとの意味でしょうか、確かにふた瘤ラクダのようなヴェスヴィオス火山を背景としたナポリ湾一帯の景観の美しさ。目を見開くほどの建築物、彫刻の数々。生活感溢れるスパッカナポリなど魅力一杯の街だと思いました。

 

  • ポンペイの2000年前の姿を見ることが出来て大変印象に残りました。自然災害の恐ろしさを改めて思い知らされました。想像したよりも街が広く、土木や建築の技術水準が高いし生活水準も高いと思いました。日本で言えば弥生時代後期の頃になります。

 

  • 日本は災害が多い国です。実際火砕流による被害もありましたし、大きな地震と津波があり大きな被害も経験しています。何となく人ごとではないなと思いました。

 

最後までご覧いただきまして有難うございます。







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