現役を引退したじじいだよ、あだ名はロン、まだまだ元気なので気張って書いているよ

勝者のモニュメント、凱旋門(2)

 
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アウグストゥスの名を戴く凱旋門

 

アウグストゥスの凱旋門については前回のポスト「勝者のモニュメント、凱旋門(1)」で書きました。古代ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスがローマ帝国に及ぼした貢献が大きかったのでイタリア各地にはアウグストゥスの名を冠した凱旋門や門が建造されました。

 

フォロ・ロマーノとは

 

フォロ・ロマーノは行かれた方も多いと思いますが、ローマにある古代ローマ時代の遺跡です。BC6世紀ころからローマ帝国が東西に分裂するAC293年ころまでは政治、経済の中心地でした。分裂後西ローマ帝国の首都機能がラヴェンナに移転後は異民族の侵略により荒廃しました。

 

フォロ・ロマーノには大小様々な遺跡が残っています。例えば;-

 

コンコルディア神殿、ウェスパシアヌス神殿、サトゥルヌス神殿、クリア・ユリア、バシリカ・ユリア、アウグストゥスの凱旋門(ほとんど失われている)、アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿などがあります。

 

フォロ・ロマーノ

 

アウグストゥスの凱旋門

 

アウグストゥス凱旋門はフォロ・ロマーノの中のディウウス・カエサル神殿とカストル・ポルックス神殿の間に戦勝を記念して建設されたが、残念ながら現在はほぼ全て失われて見ることが出来ません。

 

ティトウスの凱旋門

 

イタリアローマフォルム・ロマヌムにある古代ローマ時代の凱旋門です。ティトゥスのエルサレム攻囲戦等での戦功を称えるためAC82年、ローマ帝国第11代皇帝ドミティアヌスにより建造されました。

 

この凱旋門はその後16世紀以降に建造された凱旋門の形式の見本となりました。1836年完工の有名なパリのエトワール凱旋門もその一つです。一見して似ているなと思いました。

 

ティトウスの凱旋門

所在地:フォルム・ロマーノ
建設者:第11代皇帝ドミティアヌス
建築形式:凱旋門
高さ:15.4m、幅:13.5m
支柱:円柱、大理石?

 

イタリア各地にある凱旋門

 

リミニのアウグストゥス凱旋門

 

リミニのアウグストゥス凱旋門

前回述べたボローニャ州リミニ市には現存する凱旋門がある。
古代ローマ時代の凱旋門では、現存する最古のものです。紀元前27年に元老院が初代皇帝アウグストゥスに贈ったもの。
リミニ市は州都ボローニャの南東109kmにありアドリア海に面した人口15万人の街。
整備された街で遺跡が多くサンマリノが近いので観光客も多い。

 

 

セプティミウス・セウェルスの凱旋門

 

 

セプティミウス・セウェルスの凱旋門

皇帝セプティミウス・セウェルスのパルティア遠征の戦勝記念として建設され、AC203年に完成。フォルムの西端に位置します。
高さ:23m、幅:25m
白大理石の豪華な彫刻により装飾

 

アオスタにあるアウグストゥス凱旋門

 

 

アオスタにあるアウグストゥス凱旋門

イタリア北西部の街。地域を含めた人口3.4万人。
アオスタはアルプス越えの重要な2つの交通路の起点で戦略的に重要な地点でした。古代ローマ帝国はここに街と兵営を造り北方に対する防衛拠点としました。
アオスタという街の名前はアウグストゥス帝に由来すると言われています。

 

スーザにあるアウグストゥス凱旋門

 

イタリア、トリノ県にある人口6400人余の村。この凱旋門はスーザ渓谷の中央部にある。トリノの西53kmに位置してフランス国境に近い。
建造:紀元8~紀元9年。地元民とローマとは良い関係だったためにアウグストゥス凱旋門という名が付いたという。

 

スーザにあるアウグストゥスの凱旋門

スーザの街並み

 

ファーノにあるアウグストゥス凱旋門

 

 

ファーノのアウグストゥス凱旋門.

イタリア国マルケ州にありアドリア海に面した人口6.1万人の都市。前述のリミニから少し南に下ったところにあります。

 

ペルージャにあるアウグストゥス凱旋門

 

ペルージャの3門

別名エトリアル門とも呼ばれている。イタリア国中部にあるペルジャ県の県都。人口17万人。ローマから北へ約135kmの距離にある。1308年設立のペルージャ大学を擁する大学町でもある。

 

構造や建築材料と大きさなど判らないのですが、外見はテッサロニキにあるガレリウスの凱旋門に似ているような感じがします。どうでしょうか。

 

まとめ

 

アウグストゥスは多くの人から敬愛される名皇帝だったのでしょうか。彼の名を冠した凱旋門がイタリア各地に建造されて一部は原型を留める形で残されています。

 

どうも名将になればモニュメントは後世の人が造るようです。(この項は続く)

 

最後までご覧いただき有難うございます。

 

 







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