キャベツは無農薬栽培でも(2020/08/25)

目次
春キャベツを植える
同じ表題のサイトを「2020/05/22」付けで作成しましたが、保存・再生が十分に旨くいかないので、ここでは要旨を改めて纏めてみました。
これまでの経緯
例年春と秋にはキャベツと白菜を栽培しています。無農薬栽培を続けていますが、初期の頃は食害が酷くて大変でした。コンパニオン・プランツとしてレタスが効果があるようだとの話を聞き実際に試してみることにしました。
およそ1年半に亘りキャベツ、白菜とレタスとの配置を変えて効果を見てみました。この辺りの状況については下のポストに纏めてあります。
⇩
結論としてはアブラナ科のキャベツ、白菜とキク科のレタスの組み合わせでは食害がかなり少なく効果が有りそうだというところまで来ていました。
最後の確認として、今年の春にキャベツの苗とレタスの苗を交互に一条植えにして栽培することしました。
一条植え
3/11に定植市販のキャベツ(ハルケイ301号)4株、レタス(シスコ)株ブロッコリー(リョクレイ)2株の苗を購入して定植しました。
畝幅:約50cm、マルチなし、場所の都合上一条幅にした
定植日:2020/03/11
株間:45~50cm
配置:キャベツと結球レタス苗を交互に定植
手前2株はブロッコリー
その後の経過
定植後42日目
どうやらキャベツ、レタスともに順調でに生育しています。食害も見当たりません。
定植後52日目
順調に生育していています。食害は見当たりません。レタスはキャベツに比べて生育が早いので収穫が早くなります。間引き不十分で2株くっついた結球が不十分なレタスを採りました。
定植後71日目
キャベツを収穫しましたが、食害は見当たりませんでした。
定植後75日
まとめ
- この春までに2年近くに亘ってアブラナ科のキャベツ、白菜とキク科のレタスの「コンパニオン・プランツ」の効果について家庭菜園レベルでの実証栽培に取り組んできました。
- 結論としては農薬不使用で食害なしの栽培に有効であるとの結果を得ました。いいキャベツが採れました。
最後までご覧いただき有難うございます。
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