現役を引退したじじいだよ、あだ名はロン、まだまだ元気なので気張って書いているよ

里芋の収穫を終えた(2020/11/28)

2023/01/31
 
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里芋の収穫

 

これまでに石川早生3株は収穫を終えています。今日は残りの大野芋3株を掘ることにした。石川早生の「試し掘り」と収穫については下記のポストをご参照下さい。

 

 

 

石川早生と大野芋

 

残った大野芋3株(11/26)

収穫した大野芋(11/26)

里芋ー石川早生
品種:石川早生
種芋:芽出し種芋、3株
定植日:2020/05/25
収穫完了:2020/11/19
収穫量:5.2kg
里芋ー大野芋
品種:大野芋
種芋:芽出し種芋、3株
定植日:2020/05/26
収穫完了:2020/11/26
収穫量:7.0kg

 

収穫量は

 

今年の里芋の収穫量は石川早生と大野芋を合わせて13.2kgとなりました。以前に栽培した時のデータがありませんので比較は出来ません。

 

安納芋の収穫量が30本の苗に対して19.8kgだったことを考えると、6個の種芋から13.2kgの収穫となった里芋の方が何となく良く出来たように感じます。

 

やはり居た

 

掘り出し作業中にヨトウムシ2匹を発見した。冬眠に入ろうとしていたのでしょうか、まるまると太っていました。駆除したのですが、春の定植後に食害を受けたことを思い出しました。

 

今春の里芋のヨトウムシによる食害については下記のポストをご参照ください。

 

 

石川早生と大野芋との違い

 

遺伝子レベルの分類

 

少し難しいのですが、愛媛県農林水産研究所による「遺伝子レベルによる分類」は次のようになっています。里芋には染色体が二倍体と三倍体とがあり、三倍体の石川早生などの起源はミャンマーやインドのアッサム地方ではないかと言われています。また二倍体の唐芋などの起源はオセアニアや南洋諸島ではないかと考えられています。

 

どのような変異を経て日本にたどり着いたかを調べるのも面白いかも知れません。

 

表ー1

品種群 染色体 分類 保在品種名 芋タンパクの

泳道パターン

石川早生 三倍体 子孫 石川早生 石川早生型
土垂(トダレ) 三倍体 子孫 大野芋 トダレ型

 

早晩生で分類

 

(1)早生系:石川早生
(2)中早生系:大野芋(連葉系)
(3)中晩生系:土垂
(4)晩生系:セレベス、八頭

 

親芋の可食性で分類

 

(1)子芋専用:石川早生、土垂
(2)親芋専用:たけのこいも
(3)子芋親芋兼用:セレベス、赤芽大吉、えび芋(唐芋)、八頭、大野芋

 

大野芋は肉質緻密で貯蔵に耐え味は良好と言われています。石川早生や土垂の親芋は堅くて味がなく普通は食用には向かないようです。

 

大野芋の親芋は未だ食べたことはありませんが、これから試食してみたいと思います。

 

里芋の保存法

 

筆者の如く少量栽培では長期保存はの必要はあまりありません。だいたい2~3か月の内には食べ切ってしまいます。普通は、土が付いた状態で新聞紙で包んで涼しい場所に置いておけば2~3か月は大丈夫です。

 

いつもいろいろ教えてくださる隣の農家の里芋畑では茎を根元から切り落としてそのまま地中に埋めて保存しています。当地のように比較的温暖な気候の地域ではよく行われている保存方法のようです。

 

地中に残された里芋(11/26)

出荷量に応じて掘り出す
当地では地中保存が良く行われています

 

冬を迎える野菜たちは

 

青首君は

 

11月8日に播種した最後発の青首総太り大根は結局マルチ穴基準で17個所中12個所の穴で発芽しました。発芽率=70%でした。気温が低い為に90%以上の発芽率は難しいですね。

 

 

少し大きくなった青首君(11/26)

不織布シートを掛けた青首君の畝(11/26)

 

スナップエンドウは

 

10月4日と10月13日に追加播種し、さらに未発芽の4個所に購入苗を10月30日に追加で定植した。どうも露地直播では発芽率が悪いようです。

 

 

11月6日には保温のために不織布によるトンネル掛けをした。

 

大きくなったスナップエンドウ(11/23)

生育状況
(1)暖かい日が続いたこと
(2)トンネル掛けで保温が効いたこと
この時期としては大きくなり過ぎた感じ
短い仮支柱で蔓を固定
摘芯により成長を抑え根を強くする方法
具体的に摘芯法が判らず未実施
この状態で越冬させることにした

 

まとめ

 

  • 里芋は春に受けた食害にも拘わらず想定よりも良く出来たと思います。大野芋は八頭などと共に親芋も食べられるとは知りませんでした。

 

  • 季節外れの青首君の栽培やスナップエンドウ越冬対策をを通して気候・気温の大切さを感じているところです。

 

最後までご覧いただき有難うございます。

 

 



◎ World Press Popular Post


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