今年のジャガイモは(2)(2021/02/13)
目次
今年のジャガイモは(2)
土つくり
前作物の影響がなるべく残らないようによく耕します。筆者の場合は、寒中にスコップで少し深く掘り
掘り返した土の塊は暫く天日に晒しておくと崩れて小さな塊になります。
良く耕す
天地返しが出来れば良いのですが重労働なので一畝分しか出来なかったです。次に家庭菜園用の小型耕運機「マメトラ」で一回目の耕作をして土を細かくします。
今年は何年振りかで天地返しをしました。大変な作業でした。その様子は下記のポストをご参照ください。
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表ー1 ジャガイモ畑土つくり
冬の寒期に天地返しや寒風晒しをする
自家野菜生ごみは埋め込み堆肥化する
マメトラ:1回目で土を粗砕、
2回目で施肥し微細化(左写真)
土はなるべくフカフカにする
2週間後(予定)畝作り、定植する
施肥は
家庭菜園で使用する堆肥は普通は発酵牛糞堆肥を基本としてこれに必要成分を配合しています。筆者の場合写真表‐2(1)の微量成分を配合した牛糞ベースの発酵堆肥を使用しています。比較的少量で施肥効果が得られます。
1回目の耕作後およそ1週間後にジャガイモ用としては、弱酸性(pH=6.0程度)となるように苦土石灰を少量撒き完熟堆肥として2~3kg/㎡、8-8-8化成肥料約100g/㎡を散布して「マメトラ」でフカフカとなるまで良く耕します。これで2週間程度おいて馴染ませます。
使用している肥料は
どの野菜栽培にも合うようになるべく汎用性の肥料を使っています。
肥料の投入量は畑に計量器がないためにこれまでの経験に基づきアバウトでやっています。ジャガイモ用としてはおよそ半分程度を使用する予定です。写真奥の方にはナス、トマトなどの夏野菜を植える予定です。
表‐2 使用肥料
堆肥(1) | 堆肥(2) | 化成肥料 | 石灰 |
長年使用してきた堆肥 販売を止めたらしい 発酵牛糞ベース 微量成分配合 |
今年は有機堆肥使用 発酵牛糞ベース ニーム核配合 効能具合は未だ不明 |
8-8-8化成肥料使用 堆肥(1),化成肥料,苦 土石灰の組合せ良い 配合肥料たまに使用 |
粒状苦土石灰 Ca,Mgとアルカリ調整 穏やかな効能が良い 長年使用中 |
*)写真をクリックすると拡大します。
種芋の準備
種類は
当地のホームセンターでは1月下旬からジャガイモの種芋を売り出しています。最近は多くの種芋が売り出されるようになりました。男爵、メークイン、キタアカリ、インカのめざめ、インカのひとみ、とうや、シンシア、デジマなどがあります。
また果肉が赤いシャトークイーン、グラウンドペチカ、アンデスレッド、レッドムーン、ベニアカリなどがあります。汎用品は大量に売られていますが、特殊品は比較的早く売れきれてしまうので早めに購入しておくのが良いです。
男爵とキタアカリ
筆者は例年男爵を栽培しているのですが、今年は食用に保存しておいた北海道産の男爵芋が少しばかり芽が出てきたので種芋に転用することにした。1.5kgありました。
キタアカリは収率が良いらしいので今年初めて栽培してみることにした。1.0kgを購入した。
芽出し
種芋を購入したら、2月の日差しに2週間程度晒して発芽を促します。筆者の場合これまで使用してきた男爵芋の場合特に意識して芽出し作業をしたことはなかったと思います。
ジャガイモについては「今年のジャガイモは(1)」でも触れていますので下のポストをご参照ください。
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表ー3 使用予定種芋
男爵はかなり芽が出てきています。この状態だと何時定植しても良いと思われます。北アカリは2/7に購入して間がないのであまり芽は出ていないですが、2月末の定植時期までには芽は出てくると思います。
ジャガイモの「芽欠きと追肥」は2021/30/30に行いました。宜しかったら下記のポストをご参照ください。
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まとめ
- 昨年は2月23日にジャガイモの定植をしました。幸い遅霜に被害は軽微でした。今年も2月末頃定植しようと考えています。
最後までご覧いただき有難うございます。