やっと保温シートを外した(2021/03/04)
目次
やっと保温シートを外した
当地では3月にはいって朝晩の寒さ(未明の最低気温が0℃)は未だ残りますが、昼間はだいぶん暖かさを感じるようになってきました。
昨年から越冬してきたスナップエンドウと青首大根の保温用トンネルをやっと外すことにした。これまでも時折と中継経過を報告してきましたがそれぞれ簡単に纏めてみたい。
スナップエンドウ
保温シート掛けまでの状況
品種:蔓なしスナップエンドウ
原産地:アメリカ
播種:2020/10/04 マルチ畝9穴
1穴に4~5粒(多め)
発芽:2020/10/13までに7穴発芽
(発芽率は良くない)
苗:4本追加定植(枯れた苗の補充のため)
生育適温:15~20℃、冷涼を好む
保温シート掛け:2020/11/06
保温シートを外す
保温シートを外し除草と追肥を施し支柱を立てた。蔓なしなので背丈はあまり伸びないと思います。またシートを外したばかりなのでまだ芽欠きをしていません。時期的には少し遅いかも知れないです。畝の両側の下部はかなり込み入っています。
・想定より大きくなっていた
・保温シートの天井に抑えられた
・仮支柱へ1か所固定の場合茎が擦れて
先が枯れた苗あり
・草丈:80cm前後
・支柱:短めの支柱でよい
春先の苗の定植もあり
当地地のホームセンターでは2月中旬頃からサヤエンドウ類の苗を販売し始めます。10cmくらいの大きさに成長しています。前年の秋に定植する場合と比べて凍傷の心配が少なく手軽なので初心者には向いていると思います。当菜園でも仲間の一人が始めています。
蔓なしスナップエンドウは2021/04/06にやっと一回目の収穫に至りました。そのあたりの状況を下記のポストに纏めてみました。宜しかったたら覗いてみて下さい。
⇩
青首大根
この大根は普通は秋に播種して11月から翌年1月位までに収穫する主力品種の一つです。安納芋の跡地に空いたので試しにこの大根を2020/11/08に播種した。もちろん時期が大きく遅れているので上手く生育するか見てみることにした。
保温シート掛けまでの状況
大根の原産地:地中海沿岸、中近東地域
播種:11/08、マルチ畝、17穴
品種:青首総太り大根
発芽温度:約25℃、生育温度:20℃前後
保温:新聞紙+不織布
土壌pH:6.0前後(弱酸性)
発芽:11/17、保温:稲わら+不織布シート
これで大きく成長できるか観察する
(写真をクリックすれば拡大します)
保温シートを外す
・南西の列が大きい、日当たりのせいか?
・根茎5cmのものはとう立ちらしき傾向あり?
・根茎の成長ととう立ちとどちらが早いか
・味が秋採り本来の美味な味となるか気になる
トウ立ち
春は特に3月後半以降昼間の気温が上昇するので大根に限らずトウ立ちが起こり開花してしまいます。どうも温度や日長など、ある一定の条件が揃うと、生長点に花芽が出来その花芽が発育してトウ立ちして開花するというメカニズムのようです。
関連ポスト
スナップエンドウ、青首大根に関連するポストを下記の通りご紹介します。「どうやら越冬出来たかな」などリンクを張っておきますので宜しかったらご覧ください。
表ー1 関連ポスト
日付け | 題名 | 概要 |
2020/10/05 | 旨く越冬出来るか、 サヤエンドウ |
播種、越冬率など |
2020/11/11 | 秋冬野菜の生育状況は | スナップエンドウ 冬対策 |
2020/11/28 | 里芋の収穫を終えた | 青首大根、スナップ エンドウ生育状況 |
2020/12/12 | 青首君は今 | 青首大根、スナップ エンドウ冬対策 |
2021/01/20 | 天地返しをしてみた |
青首大根、スナップ エンドウ生育状況 |
2021/01/27 | 今年のジャガイモは(1) | 青首大根、スナップ エンドウ、越冬出来たか |
まとめ
- スナップエンドウは2018年秋にサヤエンドウの苗を定植した場合に比べて少しはましに越冬出来たようだ。まだ寒い日があるので凍傷には要注意です。
- 青首大根はここまで生育したのは17本中11本だが、これから更にまともな大根になるか少し気になるところです。特に味が秋大根のように瑞々しく美味しいものになるかです。
最後までご覧いただき有難うございます。