一寸そら豆の栽培(2)(2021/12/09)
一寸そら豆のその後は
播種後約1っか月半(10月29日播種)、定植後(11月11日)約1ヶ月が経った。12月に入り当地でも気温は下がって来ましたが一日の最低気温が0℃近くまで下がる日はまだありません。従って暫くは寒さに耐えさせるためにも特別の保温対策はやっていません。
脇芽が出てきた
幾つかの株では早くも脇芽が出てきました。上手く越冬させるには真冬の間は余り大きくせずに根をしっかり這わせることが大切だと言われています。
横にある不織布シートは定植後暫くの間鳥に豆を食べられないように掛けていたものです。一段と寒くなればこれでトンネル掛けにする予定です。(写真はクリックすると拡大します)。
菜園仲間は
当菜園では今年そら豆を栽培している人は筆者を含めて4名います。そのうち3名はマルチ畝に苗を定植して今のところ防寒対策は何もしていません。苗の大きさは筆者の苗と同じくらいです。1名は定植時の苗が大きかった(定植時に20cmくらいはあったようだ)ためか既に不織布と防虫ネットを掛けています。ちょうどこのような具合で中が見えません。
3か月予報
気象庁から最近発表された12月~2月の3か月予報によれば、当地方の12月の気温は平年並みかやや低め、1月~2月は平年並みとなっています。予報通りであれば低温に関してはあまり問題ないかも知れません。
サヤエンドウは
当菜園では
今年はサヤエンドウを栽培している人が当菜園では3人います。その内2人は既に支柱を立てネットを張っていて特に防寒対策は採っていないようです。2020~2021年の例では別の仲間が同じやり方で支柱を立てていましたが残念ながら1月頃の寒波で枯死してしまった。
また別の1人は周りを行灯で囲っています。いずれもベテランなので笹竹を立てるなど何らかの対策案は持っているのだと思います。筆者はスナップエンドウを栽培しましたが不織布と防虫ネットを何層にも掛けて何とか越冬出来ました。
耐寒性は
越冬出来るかは気温と防寒対策次第です。現時点でそら豆は根が太く葉が大きくて肉厚なのでサヤエンドウよりそら豆の方が寒さに強いような印象を受けています。そら豆の適正栽培温度は15~20℃で比較的寒冷な気候を好みますが、霜が降りるような気温は避ける必要がありそうです。
もっとも越冬する時の本葉数が5枚以上になると耐寒性が弱くなり、寒害を受けやすくなるとの指摘もあります。筆者のそら豆は既に5枚以上になっている株があります。要注意ですね。
関連記事
(5)サヤエンドウの越冬率は 2019/04/20/
(4)上手く越冬できるかサヤエンドウ 2020/10/05/
(3)どうやら越冬出来たかな 2021/02/08/
(2)やっと保温シートを外した 2021/03/04/
(1)スナップエンドウ、摘芯と初収穫 2021/04/08/
まとめ
- 家庭菜園の人はあまり保温対策用具を持ち合わせていないので、これから栽培する野菜は何と言っても低温対策が工夫する必要があります。
- そら豆の生育状況については引き続き見ていきたいと思います。
最後までご覧いただき有難うございます。