春はジャガイモから(2022/01/23)

目次
春野菜はジャガイモから
1月下旬は1年で最も寒い時期です。当地でも未明の最低気温が-2~-3℃、最高気温が5~6℃といった日々が普通にあります。春野菜は例年ジャガイモの栽培から始めています。この寒い時期は良く耕して準備をしておきます。
昨年(2021年) の種芋の選定から定植、収穫までまでは次のサイトに纏めとありますので是非参考にしてみて下さい。
準備
良く耕す
1月中に栽培予定地を良く耕して置きます。スコップなどで深く掘り下部の土を上にして寒風下の日光に晒して出来れば地中の虫や細菌などを殺します。2月に入ると耕運機で細かく耕し、筆者の場合は牛糞堆肥+有機堆肥使用発酵牛糞(予定)、化成肥料、苦土石灰を施して更に耕運機で良く耕します。
種芋の品種
昨年は男爵とキタアカリにしましたが、今年は例年通り男爵にのみしようかと考えています。種芋はホームセンターでウイルス殺菌処理したものが良いです。筆者の場合昨年は家で余って芽が出てしまった食用の男爵を種芋としてしましたが収穫に支障はありませんでした。昨年筆者が栽培した種芋の品種についてはこちらをご参照下さい。
種芋の処理
種芋の処理は例年普通サイズは2分割して切断面には木灰を塗布し小さいサイズはそのまま種芋としていました。今年は切断面は天日乾燥でやってみたいと考えています。
切断面を数日間天日乾燥すれば殺菌効果は得られるようです。この方法の方が木灰の準備の必要がないので作業が楽かもしれません。今年はこの方法にしようと思います。
畝立て
畝を作る少なくとも1週間以上前までに必要な肥料を施し十分に耕して置きます。畝幅は約60mとし初めは平畝とします。その後芽欠きや追肥、土寄せをするうちに山型の畝になります。2畝の場合は土寄せの土が確保出来るように畝間は少なくと約75cm以上程度は間隔を採った方が良いかも知れません。
深さ約10~15cmの溝を掘り、間隔約30cmで種芋を切断面を下にして並べます。種芋の間には筆者の場合は一握りの牛糞堆肥と少量の化成肥料を置きます。後は土を被せます。
ジャガイモの定植は2月下旬から3月上旬頃までに行います。筆者の場合は例年2月下旬に定植していて菜園仲間の内では最も早いです。
ここまでで作業は一段落です。あとは発芽するまで待ちます。
そら豆のその後
年末に寒波が来て最低気温が‐2~-3℃、最高気温が6~7℃位の日が何日かありました。1月になっても結構寒い日が続きます。この冬は寒い日が多いのかなと話したりしています。北国の人は笑うかも知れませんが、当地の冬の露地栽培は厳しいものがあります。
そら豆
畑で気になるのは越冬中のそら豆とエンドウ豆です。今日現在の状況は前回とあまり変わっていません。そら豆はエンドウ豆よりは寒さに強いように感じます。前回までの状況はこちらもご参照下さい。
他に初めからマルチ+不織布トンネルのそら豆は問題なしと推測、露地+藁のそら豆はその後不織布シートのトンネル掛けにしたので問題ないようです。
エンドウ豆
この他にマルチ+行燈は4株中1株は枯死、もう1株も凍傷で萎れるてきた。マルチ+不織布べた掛けは最近トンネルに変更、枯死した株が多いようだが数株がまだ頑張っているいる様子。シート外からは良く見えない。
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まとめ
- これからジャガイモ畝を良く耕し肥料を施して定植出来るように準備を始めます。また購入した種芋を処理して何時でも植えられるようにしておきます。
- 寒さもあと2週間位がピークです。そら豆とエンドウ豆の越冬状況については時々報告します。
最後までご覧いただき有難うございます。
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