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サツマイモは立体化へ(2) | ロンチャンのブログ

現役を引退したじじいだよ、あだ名はロン、まだまだ元気なので気張って書いているよ

サツマイモは立体化へ(2)

2022/09/22
 
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サツマイモは立体化へ

 

強い台風が過ぎて急に涼しくなってきました。当地はお陰様で大きな災害はありませんでしたが各地で被害が出ました。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

この秋冬のテーマは

(1)サツマイモの立体栽培
(2)家庭菜園規模での玉ネギの直播栽培

の2つです。今日はサツマイモの栽培について考えてみたいと思います。

 

サツマイモの立体栽培

 

当菜園ではサツマイモ栽培者7名中3名が立体栽培をしています。栽培面積が狭い家庭菜園では最近この方法が増えているようです。両方の栽培方法には一長一短があるようですが、今判っている範囲で纏めてみると;-

メリットとデメリットは

1)メリット

  • 栽培面積が少なくて良い
  • 蔓返しの必要がない
  • 丸味を帯びた大きな芋が採れる
  • 少し早めに収穫できる

2)デメリット

  • しっかりした支柱を作る
  • ネット張る
  • 蔓を上に誘引する作業が必要となる
  • 風対策が必要となる

初めての栽培なので

 

筆者は今季初めて立体栽培を始めたので、食害、品質や収量などの比較が未だ出来ません。

サツマイモの定植(5/11)

定植:5/11、品種:ベニアズマ
畝幅:約80cm、2条千鳥、条間:約40cm、株間;約35cm、苗:斜め、株数:15株

蔓を伸ばしたサツマイモ(6/28)

この頃までには支柱を建てて蔓を上へ誘引する。

サツマイモの立体化(7/24)

蔓が繁茂して蔓ボケが心配になったので急遽支柱を建て上に伸ばすことにした。初めは地面を這わす予定でした。

支柱の上まで蔓を伸ばした
サツマイモ(8/26)

サツマイモの試し堀り(9/19)

蔓は更に茂った。
畝の右端1株を掘った

試し堀りしたベニアズマ(9/19)

験し堀り:定植後132日目
1株:1.8kg、良い出来かな

 

蔓返し

 

立体栽培の場合は基本的には蔓返しは必要ないですが、従来の平面栽培の場合蔓返しをする場合としない場合があるようです。最近は不定根の生成が少ない品種もあるようです。

蔓返しをする理由は、伸びた蔓の葉の根元から出る不定根を除去するためです。不定根はそのまま放っておくと株元の芋に行くべき栄養分を取って細い筋状の実を付けることになる。栄養分が分散され本来大きくなるべき株元の芋が大きくならないと考えられています。

家庭菜園のように面積が狭く蔓が隣の野菜畝まで伸びてくる前に蔓返しをして元に戻し通路を確保する必要があるかも知れません。

農家の人は畝間に防草用のシートを敷いているので蔓返しはしないようです。また最近の蔓は余り伸びないし不定根の生成も少ない品種も出てきているそうです。

収穫時期

 

収穫の最適時期は地上部からは判らないです。定植後120~140日が一応の目安となっています。生育中の気温の積算温度が2200~2500℃程度とも言われていますが一般には測定できません。普通は定植後の日数、試し堀りと茎や葉が黄色く変色してきた頃で判断されるようです。

試し堀り

定植後132日目の9月19日に1株ほど試し堀りをした。早生系のシルクスウィート、ベニアズマあたりは120日くらいで収穫しても良いかも知れないです。上記のように1.8kgありました。普通よりは良い成績でしょうか。そろそろ本格収穫をする時期のようです。

 

収穫

 

 

判り易いように3年間の比較が出来るようにしました。また2019年の成績についてはこちらをご覧になって下さい。

 

<2020年>
苗数:30本、品種:安納芋
畝:幅約60cm、高さ約15cm、マルチ張り
植え方:一条、株間:約30cm、斜め植え
肥料:なし、前作はジャガイモ
定植:6/5
収穫:10/25、定植後142日
収穫量:19.8kg
1株当たり:0.66kg
<2021年>
苗数:21本
品種:紅はるか
畝:幅約120cm、高さ約5cm、マルチ張り
植え方:2条、株間約30cm、水平植え
肥料:なし、前作は白菜、キャベツ
定植:5/18
収穫:10/18、定植後153日
収穫量:5.4kg
1株当たり0.26kg
<2022年>
苗数:15本、品種:ベニアズマ
畝幅:約120cm、高さ:約5cm、マルチ張り
植え方:2条千鳥、株間:約30cm、斜め植え
肥料:なし、前作:白菜、キャベツ
定植日:5/11
収穫日:9/21、定植後:133日
掘り残し:1.1kg(9/22に採取)
収穫量:12.1kg⇨13.2kg
1株当たり:0.81kg⇨0.88kg

収穫した安納芋(2020/10/25)

収穫した紅はるか(2021/10/18)

収穫したベニアズマ(9/21)

出来は良い、巨大な芋が多い、
大きい芋は30cmLで1.5kg(写真右から2番目)
小さな芋が1~2個の株が2株あった
畝の両端に巨大芋が生成していた

 

立体栽培は有利か

 

今日のデータを見ると、2019年から2022年までの4年間で1株当たりの収量は今年の立体栽培の方が最も良い結果となりました。

芋が巨大化するのは筆者の場合畝の作り方に一つの原因があるのかなと考えたりしています。平畝2条植えでは条間をより広く取り芋が十分生育できる空間を確保すれば1株当たり2kgも可能のようです。

 

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まとめ

 

  • 途中からではありますが、今年初めて立体栽培をやってみました。2019年からの4年間で一番良い結果が得られた。

 

  • 手間が少なく家庭菜園向きの栽培方法で、もう少し確認の必要がありますが1株当たりの収量も良さそうです。

 

最後までご覧いただき有難うございます。

 

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