ワクチン接種は何回で終わり?(2022/10/26)
目次
ワクチンは何回打てば終わる?
先日新型コロナワクチン接種券が送られてきた。実際にところ意外でした。
接種間隔の短縮
厚労省は接種間隔を5カ月から3カ月をメドに短縮することを決め10月21日から実施するとした。
7月の4回目に続き5回目のコロナワクチン接種案内が送付された。7月の接種から丁度3か月経過したことになるが、実務でも間隔が5か月から3か月に短縮されたようです。
BA.5が主流
日本では、第6波が起こった2022年1月頃からオミクロン株BA.1が主流となり、その後BA.2に置き換わり、第7波の初期からBA.5に置き換わっています。現在もまだBA.5が主流と言われています。
第1波から第7波までの国内感染者数はこちら
このグラフを見ると今回の第7波がそれ以前のケースよりも感染速度と感染者数がはるかに多いことが判ります。直近では新規感染者は減少してきていて底に近づいたように見えます。10月25日現在で全国で4万人台でやや増加の傾向がみられます。
第6波から第7波へはおよそ1か月前後と短い期間で移行しているので、第8波への移行が早く来るかもしれないと気になるところです。
世界と日本の新規感染者の発生状況は日経新聞社が作成されたグラフが判り易く常にアップデイトされています。 こちら
改良ワクチン
「BA.5」に対応した改良ワクチンが国内でもまもなく使えそうだとみられています。ファイザーは薬事承認を申請済みで、モデルナも年内、11~12月までには接種会場に届けられる見込みだといいます。
そうであればこの改良ワクチンが出てくるのを2、3カ月待ち、新ワクチンを打ちたい人が出てきてもおかしくない思います。
この改良ワクチン従来型とオミクロン型「BA.1」の2タイプのウイルスに対応した2価型ワクチンで、ファイザー社もモデルナ社も年内にも提供できるとのことです。 こちら
新たな変異株の生成
2022年8月にインドで見つかった組換え体XBBはその後バングラディッシュやシンガポールで検出数が増加しているというシンガポール政府の報告書があります。 こちら
再感染例がこれまで以上に増えておりBA.2.75よりも広がる勢いが早く、BA.5よりも20%以上広がるスピードが速いと解析する専門家もいます。こちら、NIID国立感染研究所 こちら
インフルエンザと第8波の同時流行はあるか
どうも可能性がありそうだと言われています。季節が反対のオーストラリアでは2022年は5月から7月までと例年より3か月前後は早まっています。日本でも同様にインフルエンザの流行のピークが前倒しとなり、コロナ感染拡大期と重なる可能性が心配されます。
その場合、特に初期の発熱の段階でインフルエンザによるものかコロナによるものか判らないので医療機関への負荷が過大となることが心配されます。 こちら
筆者は例年10月にはインフルエンザの予防接種をしているし今年も接種しました。
ワクチンは本当に効くのか
ワクチン接種により感染を完全には予防出来ないが、感染しても重症化し難いとの説明が広く受け入れられていたと思います。
予防接種には若干の副作用が伴うのはやむを得ないところですが、「ファイザーはワクチンが新型コロナに効くかどうか一度も実験をしていませんでした」といった話が出てくると素人にとっては大いに気なるところです。「メモ・独り言のblog」より こちら
もしこの話が本当なら、あまり予防効果がないコロナワクチンをせっせと接種していたことにもなります。さらに接種により重度の副作用や後遺症が残ってしまった場合は大いに具合が悪い話となります。
国産ワクチンと予防薬
接種の度に毎回想うことですが、国産の安全で抜本的な効果があるワクチンと予防薬を早く開発して欲しいですね。
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まとめ
- ワクチン接種はいつまで打てばいいのでしょうか?
- 安全で効果のある抜本的国産ワクチンと予防薬を早く開発して欲しいですね。
最後までご覧いただき有難うございます。