冬キャベツとスナップエンドウ(2023/01/07)
目次
はじめに
1月に入り当地でも未明には気温が氷点下になる日も出てきています。日中日が照れば気温は10℃程度まで上がるので越冬野菜も一息ついている思います。
冬キャベツの状況
やむを得ないことですが、気温が低いので生育が凄くゆっくりとしています。
冬キャベツとは
白菜や大根などもそうですが、秋に収穫可能状態のキャベツを何らかの方法、例えば積雪地域ですと雪の中に埋めて1~2月頃掘り出したキャベツではなくて,丁度この時期に最適の収穫期を迎えたキャベツのことを独断で「冬キャベツ」と定義しています。
冬キャベツの状況
冬キャベツはこれまでに何度か報告したように結球するかどうか微妙な段階になっているようです。11月7日に定植した3株は結球する気配がみられますが、11月16日に定植した3株は生育が遅れて結球しない可能性が大きいように思えます。
結球するとしても時期がかなり遅れるかも知れません。さすがに当菜園では今頃キャベツを栽培している人はいません。
1月8日の週は比較的暖かい日が続きそうだとの予報なので有難いと思います。ただこれから最も寒い小寒(1月6日)、大寒(1月20日)の時期となりますのでこれを上手く乗り切れるかが勝負のようです。今年は2月4日が立春です。
スナップエンドウ
スナップエンドウの防寒対策
筆者は今年は栽培をしていないのですが、この菜園では現在3名が栽培中です。一人は苗の周りに枯れた笹竹を建てて、風除けに周りをネットで囲っています。天井はオープンです。
苗は枯れる気配もなく元気に生育中です
苗の周りに笹竹を建てて防寒,防霜対策とするのは関東以西地域では伝統的に行われている対策のようです。隣の農家の人も笹竹を建てて確か北側だけ半分に防風用ビニルシートを張っていました。
これで春には良いスナップエンドウ豆が実っていました。笹竹に防寒防霜効果があるのかその理由が良く判りません。
笹竹はなし
苗の一部が枯れているのが気になります
2番目の人は株の周りに三角形の支柱を建てて周りを肥料か何かが入っていたビニル系シートを張っていました。天井はオープンです。3株中1株は枯れた部分が見られて少し心配な状況でした。
内部は2条苗に笹竹が建てられています
苗は元気でした、完璧だと思います
筆者が2019年に栽培した時写真、1月、2月に来た周期的な寒波の都度シートを追加して掛けたのですが間に合わず結局苗の半分が枯死しました、越冬率=50%
関東以西の比較的暖かい地域では笹竹を建てて
周りに防風ネットを張るのが良く行われれている
防寒対策のようです
3番目の人は、1畝2条の苗の周りに笹竹を建てて更に畝全体を穴あきビニル防寒シートを掛けていました。この人は防寒,防霜対策として十分だと思いました。
市販の苗を植える
安全な方法としては、寒さのピークが過ぎたころ市販の苗を購入して定植する方法があります。苗の大きさは越冬した苗の大きさと同じ位の苗を手に入れることです。
昨年栽培した仲間は越冬時にかなりの苗が寒さで枯れたので、この方法で補充していました。近くのホームセンターでは苗を売っていました。
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まとめ
- 先に植えたキャベツは3株は結球しそうな気配もありますが、もう少し日数が必要なようです。
- スナップエンドウは防寒対策で成否が決まるようです。
最後までご覧いただき有難うございます。