今年もジャガイモをつくる(5)収穫編(2023/05/26)
目次
はじめに
投稿が遅れて大変申し訳け有りません。遅延の原因は「お知らせ」項でも書きましたが、画像処理工程に不具合が発生した為です。不具合個所の見つけ出し部品の交換すまでに時間が掛かりました。
この間畑の野菜は急速に大きくなり手入れが間に合わないような状態です。ナスとトマトは支柱を建て芽欠きをしなければなりません。キュウリは支柱を建てネットを張らなければなりません。ゴーヤは未だ4本仕立てが出来ていません。作業が重なって大いに忙しいところです。
筆者は例年2月20日前後に定植をします。この時点でジャガイモの種芋がホームセンターで売っているすべての品種の種芋が早生でした。
畝の作り方
メークインとダンシャクは約65cm幅×2条植えでマルチ掛ける方式、キタアカリは畝幅約50cm×1条の普通の植え方でした。キタアカリの畝に収まらない種芋は適当にダンシャクとメークインの空いたところに植えたことにになります。
従って残念ですが今回は3品種間の出来具合の比較は出来ないことになります。
キタアカリ、男爵、メークインの3品種を各1kg購入。種イモは芽が出そうなところを見計らってだいたい縦に切り切断面を乾燥させました。昨年から切り口が乾燥するまで、風通しの良いところに置き切断面木灰塗布は止めました。
前にも紹介しましたが、男爵とメークインた定植後マルチを掛ける方法です。キタアカリは畑の隅の畝幅が50cm弱しか取れない条件の悪い所でした。5月16日に掘りました。定植後で84日余りとなります。6.2kgありました。Websiteなどのにも余り記載がありません。
キアカリの収穫時期の判断
ジャガイモの収穫時期は一般的には
(1)茎が倒れて葉が黄変する頃
(2)定植後約90日頃
(3)試し堀りをしてみる
早生キタアカリは茎はしっかりしていて、葉も青々としているので青いまま抜くことになります。筆者は早生は初めてでしたので良く判らずに迷いました。後作としてサツマイモを植えたいと思っていたので早くしたいという気持ちはありました。
キタアカリ
タアカリは葉が青いうちに収穫するとありましたので大いに迷いました。
収穫量:6.6kg、1条、マルチなし、普通の植え方でした。追肥土寄せなど2回やりました。
ダンシャク
丁度収穫時期を知らせる色調です
左の写真の手前の籠,収穫量:5.0kg、奥の籠:4.5kg、合計:9.5kg
ジャガイモの大きさが大きくここ数年来の良い出来でした。
メークイン
ダンシャクも特大サイズがありましたが、メークインにはダンシャクを上回るようなより大きな特大サイズがありました。
全収穫量は
キタアカリ、ダンシャク、メークイン3品種の合計量(可食部分)は下記のようになります。残念ながら今年は種芋の混入により品種別の比較が出来ませんでした。昨年の分を参考にしてください。こちら。
種芋量:3kg
収穫量:46.4kg
試し堀り量:1.9kg
堀り残し量:0.8kg
総収穫量:49.1kg
種芋1kg当たりの収穫量:16.4kg/kg種芋
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まとめ
- 筆者のジャガイモ栽培でサイズには大粒が多かったです。ただ上記の如く種芋1kg当たりの16kgの収穫は農家さんにとっては全く普通の出来のようですね。やはり農家さんはすごいですね。
- 早生種芋によるジャガイモ栽培の場合、収穫時期はキタアカリの場合茎や葉は未だ青いがおよそ定植後90日を目安にすれば良いことが判った。
最後までご覧いただき有難うございます。