猛暑下の苗作りは(2023/07/27)
目次
はじめに
2代目作り
筆者がこの夏栽培している夏野菜のうちでキュウリ、ゴーヤ、インゲン、万願寺甘長唐辛子それにトマトとナスがぼちぼちピークを過ぎようとしています。
そこでなるべく長く栽培を続けるために、なるべく自分の苗木を使ってそれぞれに対応したやり方で栽培期間の延長を考えているところです。例えば秋ナスなどは苗を購入して植えれば済む話ではあります。
キュウリ
ペットボトルを見たところ漬けていたキュウリの蔓の節目から根が発生していました。早速連作は百も承知の上で親キュウリの根の間に植えてみた。
ここは日陰になって良いのではないかと考えた。前に植えた蔓は何処にあるのか判らない状態です。暑さで枯死してしまったのか行方不明。
定植:7/22
場所:親キュウリの間、場所が悪いがここしかないので。
乾燥防止:苗の周り土嚢で囲いさらに枯草で覆う。
更新剪定日:7/15
7/23:脇芽、小さな葉が生えてきた。
子トマトと孫トマト
トマトの脇芽の苗木は比較的活着し易い方です。孫の代になるとさすがにこの暑さには勝てないのか、蔓がお辞儀をするほど垂れてきています。しかし未だ枯死してはいないように見えます。
しかし今生死の分かれ道にあるようです。上手く行って根を出して活着するまでには時間が掛かるようです。
わけぎ苗木トマトは1.2~1.5cm程度まで大きくなっています。
枯れた状態:これ以上進行しない、まだ枯死はしていないように思う.。梅雨時なら容易に活着するんですが。
子トマト:2個目の収穫、味は今いちでした。赤ピーマン、トマト3個のうちの左端。
孫挿し木苗については、現在より少し前の状態を報告しています、こちらをどうぞ。現在はこの時点よりかなり良くないです。
脇芽の挿し木元々大きかったこともあって実を付けていて本日2個目の収穫をした。親木のトマトに比べれば大きさは小さいし味も今いちでした。
ナス
秋ナス用の苗を植えれば済む話ですし費用的にも苗の方が安いかも知れません。当菜園では2人がこれでやっています。ナスの挿し木苗作りについては昨年やってみましたが、上手く行きませんでした。こちらをどうぞ。(2023/07/29;追記)。
普通苗のナス2本は、時期的に少し早いですが、先日「更新剪定」をしました。根もなるべく30cm程度の所をスコップで切り堆肥、苦土石灰、化成肥料を投入しておいた。春にポットの苗を植える時とほとんど同じです。このナスの更新剪定についてはこちらでやや詳しく報告しています。
現時点では、脇芽と小さな葉が出てきています。植物って本当に逞しいと思う一瞬です。接木苗の4株は木の状態が良いので「切り戻し」で行ってみたい思っています。
今年は苗木の生育の段階で、トマトの出来は良いだろうと思いました。確かに今までに収穫したトマトは実が大きくて味も良いものでした。
一方ナスは昨年の出来が悪かったので今年はどうだろうかと思っていたのですが、なんとトマトを上回る出来です。まるまると太った立派なナスが良く採れるので自宅では食べきれない位です。
年によって波があるのか、栽培者の腕が上がったのかどうなんでしょう。
ナスは昔のことを
少し横道にそれますが、今では思い出深い作物のなってしまいました。
ナスと言えば毎年トルコの「パトゥルジャンケバブ」を思い出します。出張を命じられ3か月半ほど滞在したアンカラで良く食べました。
秋でしたので、ナスの他にもトマト入りのパトゥルジャンケバブもよく食べたものです。キュウリもありました。日本のキュウリとは少し違っていて長さが短くずんぐりとした形でした。
酢が良く聞いていて非常に酸っぱく美味しかったです。これを食べたときは、日本の食事を思い出していました。この辺りの話はよろしければご覧になって下さい。こちら、こちら。
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まとめ
- 猛暑下でしかも路地で2代目を作るの場合は初根や活着までの給水が欠かせません。これは結構大変な作業となります。これまでに上手く行っているのはトマトだけです。これらは苗や種から始めれば済む話ではあります。
- 秋ナスも頑張ってみたいと思っています。2株は更新剪定は済ませ、4株は切り戻しでいく積りです。
最後までご覧いただき有難うございます。