ナスとトマトの定植(2021/04/22)
目次
ナスとトマトを定植した
ナスとトマト
苗は
ナスもトマトも例年種苗専門店で接木苗を購入しています。ここは自社農園で栽培している苗を直売しているので新鮮です。少し価格は高いですが、連作障害の心配がなく丈夫です。
また失敗が少なく良い果実が収穫出来るので安心です。ナスは標準的な千両2号7本とし、トマトは大玉の麗華4本にした。両方とも昨年より本数を減らしました。
配置は
前回紹介しましたが、前もって用意していた95m幅のマルチ畝に千鳥型の2条植えとし、株間を45cmは確保するようにした。条間は45cmですが千鳥配置にすることにより同じ条の株間90cm、隣の条との株間は約60cmとなります。定植苗は直ぐに仮支柱で固定した。
◎ ナス:7本、接木苗
品種:千両2号
配置:千鳥2条、条間:45cm
株間:同一条上で90cm、条間で60cm
◎ トマト:4本、接木苗
品種:大玉麗華
配置:普通2条、条間45m
株間:同一条上で60cm
昨年は
昨年は同じマルチ畝で、2条で株間45cmとしたのですが収穫は良好でした。ただ枝が伸びてくるとさすがに密集した感じになり下の葉への日当たりと風通しが悪くなってきました。今年はこれを改善するために株間を広くしました。
苗はすべて接木苗、手前から
長ナス:2株
千両ナス:6株
トマト大玉:6株
キュウリ:4株(種を播種)
これでは成長するとかなり密集状態となる
普通95cmマルチで畝立てをすると実質使用可能なマルチ幅は80~85cm程度となるので、多くの人は1条植えにしています。
苗も減らした
例年夏野菜畝として1畝を用意して、2条植えでナス8株、トマト6株、キュウリ4株を植えていました。今年は同じ畝にナス7株、トマト4株、キュウリは別の場所へ移動してゼロとした。株間が広くなったのですがこの程度が標準的かも知れないです。あとはどの程度収穫出来るかです。
風と遅霜対策
家庭菜園程度の小規模栽培では、定植後仮支柱で支えた後は苗ごとに「行灯」で回りを囲むことを勧めています。「行灯」とは使用済の肥料の袋やプラスチックの袋を活用します。
これで少々の霜や風から苗を守ることが出来ます。筆者はこの対策をしなかったために遅霜の被害を受けたことがあります。
⇩
⇩
ゴーヤも定植した
例年ゴーヤもナス、トマトと一緒に定植しています。接木苗で場所も毎年同じ場所です。蔓は直ぐ横のフェンスに這わせることにしています。
品種:あばしゴーヤ
形状:果長30cm、果重300gr、やや胴太
果実:ボリューム感あり
味:ほどよい苦みがあり美味
栄養成分:ビタミンC、K など豊富
収穫時期:7月~9月
昨年は接木苗1株で多く収穫出来ました。これはどうも蔓の摘芯の仕方にあるようです。今年もやってみますので後ほど紹介します。
キュウリの苗作り
4月4日に播種したキュウリは4月15日までに4ポット中3ポットで発芽した。4月になって少し寒い日があったので発芽に日数がかかったようです。宜しかったら次のポスト「夏野菜を始める」も覗いてみて下さい。
品種:千羽、節成、多収穫性
耐病性:うどんこ病、べと病に強いとのこと
耐暑性あり
生産地:福岡県
発芽率:85%以上
発芽:4/15に3ポット発芽確認
追加播種:4/21に4ポット、後発用
キュウリも昨年同様蔓をフェンスに這わせるために、現在収穫中のスナップエンドウの跡に定植したいと考えています。
まとめ
- 今年の春は大変暖かい日が続いています。ジャガイモは霜の被害がなくて順調に生育中です。ナスやトマトもなんとか遅霜の被害が出ないことを願っています。
最後までご覧いただき有難うございます。