雨の日が続くので(2021/07/07)
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雨の日が続くので
当地では平年の梅雨入りは6月7日ですが、今年は一週間遅れて6月14日になりました。梅雨に入って梅雨前線の北上と共に中頃から終末頃に比較的強い雨が降るようです。
今年は6月末から雨または曇りの日が続いています。梅雨末期にはよくあることですが、それでも長雨は野菜の生育には必ずしも良くありません。
畑はいま
雑草が増えた
雨のために畑に出かけることが出来ずに野菜の管理が出来ないです。仲間の畑も雑草がふえています。
1 収穫が出来ない⇒採取時期を過ぎると過大になったり腐敗したりする
2 害虫や細菌などの病原菌に遣られる⇒収穫物だけでなく苗木自体が損傷する
3 畝の土と共に肥料も流失する
4 雑草の除去⇒この時期雑草の成長は旺盛、除草しないと野菜を飲み込んでしまうくらい大きくなる
など。
筆者の菜園は一級河川の支流の近くにありますが、地主さんによるとこれまでも大雨で畑が冠水したことはないそうです。ひと安心です。
雨が止んだひと時を狙って急いで畑に行って見た。この家庭菜園全体では草が大きく生え繁っていました。雨続きでは草刈りも出来ないです。
筆者の畑は
筆者の区画はこんな感じになっていました(写真をクリックすると拡大します)。元気なのは里芋とサツマイモです。写真はすべて7月6日に撮影したものです。
ナス、キュウリ、ゴーヤは収穫遅くなり大きくなり過ぎた。特にキュウリとゴーヤは30cm以上もありもう2~3日後でしたら廃棄せざるを得なかったと思います。今回はキュウリとゴーヤを菜園仲間に差し上げて消費を手伝ってもらいました。
ナス
ナスは半萎凋病らしき病気に罹っていた苗木は少し持ち直した感じですが、今度は別の苗木の葉が枯れていてそれらしい症状を示しています( 写真: 上の列右端ナスの写真で一番手前のナスの苗木、クリックすると拡大します )。
トマト
トマトは昨年のような真っ赤な艶のある実はなかなか採れません。蔕と実の付け根部分が腐っているのがありました。表面に小さなひび割れが発生しています。
オクラとピーマン
オクラは6月3日に、ピーマンは6月20日にそれぞれ購入苗を定植した。いずれも時期が遅いので未だ小さい。ピーマンはナス科に属しますが、同じナス科のジャガイモの跡に植えてどうやら活着したようです。因みにオクラはアオイ科だそうです。
ゴーヤ
ゴーヤは接木苗1本を定植して、いま盛んに実を付けているところです。昨年同様1本の苗から100個以上の実の収穫を目標にしています。果たしてうまくいくでしょうか。
キュウリ
キュウリは栽培期間が短いので先発、後発と時期をずらして栽培しようと先発の播種を3月に後発の播種を4月にした。露地で育苗ポットにより発芽させたために結局発芽時期がほぼ同じ時期になった。予定の倍の苗を一度に定植することになってしまった。いま多くの実を付けて消費に苦労しています。
里芋
水分大好きな里芋は梅雨は大好きといった感じでのびのびとしています。ヨトウムシなどの害虫には注意する必要があります。
サツマイモ
定植時期が遅れたサツマイモも写真のように順調のようです。まだヨトウムシなどの害虫に遣られていないようです。
まとめ
- 梅雨は日本では避けられない天候条件です。真夏に必要な水を供給してくれるという恩恵ももあるので、野菜作りはこの雨を上手く利用しながら栽培する必要があります。まだまだ知恵の出しようがあるのだろうと思います。
最後までご覧いただき有難うございます。