サツマイモを掘った(2021/10/19)
目次
サツマイモを掘った
5月に定植したサツマイモ「紅はるか」を5か月を経過したので掘った。例年の安納芋に変えて今年は紅はるかを植えた。
試し掘り
1回目の試し掘りは9月28日に2株掘ってみた。結果は前にも報告したようにLサイズ程度のものが1個採れただけでした。この時は蔓呆けを心配しました。
2回目の試し掘りは10月8日に1株掘ってみた。結果は既報の通り2.5個で0.5kgでした。1回目、2回目ともに想像より出来が悪かったです。
葉が穴だらけ
安納芋の栽培時に安納芋の葉がヨトウムシに喰われて「穴だらけ」になったことがありました。今年も上の写真のようにその時とほぼ同じ程度に葉が喰われて穴が空いています。蔓を起こした時に発見して何匹か駆除したことがあります。筆者のサツマイモだけでなく仲間のサツマイモも葉にも穴が空いています。やはり生育に影響するのでしょうか。
紅はるかの定植
畑の準備の都合から苗の購入時期が遅れて殆ど枯れかけたような苗を20本購入した。ホームセンターも「活着しなくても保証はしない」内容の注意書きがしてあった曰く付きの苗でした。
結局21本中3本が枯れてしまった。やむを得ず近くの苗屋で発育の良い苗3本購入して補充した。品種は良く判らないです。
サツマイモの収穫
掘り出しやすいようにまず蔓を根元から5cm程度残して切ります。根の周りを軽く手堀りで土を除き芋の頭が出てきたところで蔓を引き上げます。1株に5~6個の芋が生っています。掘り残しがないように周りを手探りで掘ってみます。
水分の有無や砂利状か粉末状か粘土状など畝の土の状態にによって違いがあります。筆者の畝はかっては田んぼだったらしく粘土質で晴天が続いた後でも硬く固まっています。このような場合手掘りは厄介です。
蔓を除去しマルチを剥がしたあと1株ずつ掘っていきます。この瞬間はどんな芋が出てくるか期待する時です。特に今年は試し堀りの結果が良くなかったので気になります。
収穫日:10/18、定植:5/18
収穫量:4.7kg、1,2回の試し掘り0.7kg、合計5.7kg
特徴:①実の所在場所、20~30cmの深い所
②実が付いてない株、6株⇒理由不明
③サイズの大小の差が大きい
過去2年間の比較
今年の収穫量は異常に少ないようです。品種は異なりますが安納芋栽培の2019年、2020年と紅はるか栽培の今年を比較してみたいと思います。
苗の数:13、品種:安納芋
畝:幅約120cm、高さ約5cm、マルチ張り
植え方:二条、株間約30cm、水平植え
肥料:なし、前作:?
定植:5/22
収穫:10/21、定植後152日
収穫量:10.0kg、1株当たり:0.77kg
苗の数:30、品種:安納芋
畝:幅約60cm、高さ約15cm、マルチ張り
植え方:一条、株間:約30cm、斜め植え
肥料:なし、前作はジャガイモ
定植:6/5
収穫:10/25、定植後142日
収穫量:19.8kg、1株当たり:0.66kg
苗の数:21本、品種:紅はるか
畝:幅約120cm、高さ約5cm、マルチ張り
植え方:二条、株間約30cm、水平植え
肥料:なし、前作は白菜、キャベツ
定植:5/18
収穫:10/18、定植後153日
収穫量:5.4kg、1株当たり0.26kg
原因は蔓呆けか
実を付けていない株が6株あった。原因は「蔓呆け」かもしれないですがただ隣の株には大きな実が生っていて正確には良く判りません。ヨトウムシによる食害の影響は大きくはないと思いますががどの程度あるのかはよく判りません。大きい芋は1個0.6~0.7kgありました。
活着して大きな実を付けた株もあるので、購入時の苗がかなり枯れかけていたことが原因とも言い難いです。
試食
普通は1ヶ月ほど涼しい場所に置き完熟させてから食するのですが早速1個ボイルして試食してみたのですが、ほんのりと甘く美味しかったです。味が良かったことで収穫不良の原因を「蔓呆け」と決めることも出来ないようです。
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(1)安納芋の試し掘り 2020/10/20
まとめ
- 試し掘りの通り成果はあまり良くなかったです。1株当たりの収穫量は昨年の半分以下でした。残念でした。
最後までご覧いただき有難うございます。