一寸そら豆の栽培(1)(2021/11/13)
目次
一寸そら豆を栽培することにした
これまでに2019年にはサヤエンドウ、2020年にはスナップエンドウを栽培したのですが、今年は一寸そら豆の栽培をすることにした。
変則的な苗作り
苗作りとしては、直播きとポットやトレイで苗を作る方法があります。直播の場合発芽しない場合に備えて別途ポットで苗を作る人もいるようです。筆者の苗作りは変則的です。そら豆の播種についてはこちらをご覧ください。
購入した種子袋に処理済みの16粒の種子が入っていました。適当な場所がないのでレタスの跡の1m×1m程度の空き地に10月29日に播種した。11月8日には全部発芽しました。袋の説明では発芽率>75%とありましたが、実際は100%でした。これからが問題です。
苗の定植時期
当地では11月から12月初旬位までが定植の時期になります。定植後の苗はあまり大きくせずにしっかり根を張らせて越冬させる方が良いとの説明もあります。いずれにしても当地ではこの苗には越冬対策が必要となります。
一方1月中旬頃から2月頃にホームセンターなどで越冬した苗を購入して植えることも出来ます。この場合は越冬中の寒さによる凍死を回避することは出来るので少し楽ですが、この時期はまだ寒いので何らかの防寒対策が必要かも知れないです。
筆者の場合は、フェンス側の昨年良く採れたスナップエンドウの隣に小さな畝を作った。概略な表現で恐縮ですが、牛糞堆肥をやや控えめに、有機堆肥少量、苦土石灰やや多めに、オール8の化成肥料少量を施して良く耕した。畝幅は50cmとやや狭いがマルチを敷いた。株間約45cmで8株を移植した。
苗の根を痛めないように
本葉3枚程度に大きくなった直播き苗を移植する場合、苗を掘り出すときに根を痛める可能性があります。
筆者の場合移植の為に掘り出してみたら本葉が1~2枚程度、苗の背丈で言うとせいぜい5cm程度の段階で種豆本体から延びた根が地中深く10cm以上は伸びていました。これを傷つけないで掘り出すのは難しいと思いました。
育苗ポットで苗を作る場合はポットの底で幾重にも巻くので傷つける心配は少ないです。従ってポットによる苗作りは意味があることが判りました。
今回は移植に適した苗の大きさが判らないので試行錯誤的な移植になります。苗を直播で作りそれを移植するのは余り勧められない方法だと思いました。
定植
前もって用意していたフェンス側の畝には株間45cmで8株を定植した。また上記の如く根を痛める可能性が大きいと思ったので、急遽直播き苗の場所を少し広げもう1畝作った。
株間45cm、条間50cm、2条植えの小さな畝を作りマルチを張り8株を植えた。畝には不織布をベタ掛けしておいた。
上手く越冬出来るか
越冬中は苗を大きくせずに根を張らせると良いとの説明が多いのです。2019年秋~2020年春に栽培したサヤエンドウは半分を寒さで凍死させた経験があります。今回はこの轍を踏まないようにしたいと思います。スナップエンドウの越冬についてはこちらをどうぞ。」
今後の生育状況については時々報告したいと思います。
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まとめ
今年はそら豆も栽培をしてみることにした。初めてですが大切なことは
(1)上手く越冬させること
(2)アブラムシ対策をすること
(3)間引きと摘芯を上手くすること(これは多くの野菜に当てはまりますが)
等のようです。今後栽培しながらやっていきたいと思います。
最後までご覧いただき有難うございます。