サツマイモまでも(2022/06/18)
目次
垂直栽培で
最近は面積が限られた家庭菜園では蔓もの野菜の垂直仕立てによる栽培いわゆる垂直栽培がおこなわれるようになったとか。当菜園でも何人かの人が試みています。
当菜園では
今の季節ですとキュウリやインゲン豆などは支柱を建ててネットを張り蔓を上に伸ばして栽培するのが普通です。ただキュウリは「地這えキュウリ」といってスイカと同じように地面に蔓を這わせて栽培する方法も昔から行われています。
当菜園ではスイカは地這え栽培が1名で垂直栽培が2名です、キュウリの地這え栽培は最近は少なくなったかもしれません。
地這え栽培は
スイカ、メロン、ウリ、カボチャなど地面に蔓を這わせて栽培する野菜は広い面積を必要とします。垂直栽培では実を付けたスイカはネットで包み支柱で支えます。今年で2年目だそうですが結構良いスイカが採れたそうです。
蔓を伸ばし始めたばかりなので
まだ誘引していない
ネット無し、蔓を紐で上に誘引している
支柱に「ネットを張っている
蔓がネットを這う
既に小さな実を付けている
実は袋状のネットで包みネット
又は支柱で固定
空中栽培
支柱を建ててネットを張りこれにカボチャなどの蔓を這わせるのは上記のスイカと同じ方法で立体栽培です。カボチャの実は重いので支柱またはネットで支えます。
2階建て
カボチャやメロン、スイカなどを支柱を組んだ2階床を支える支柱を建て、更に横に支柱を組んで2階建ての床を作ります。この床に蔓を這わせる方法は少し前から行われていました。これも空中栽培と原理は同じです。
当菜園でもこの方法でカボチャを栽培している人がいました。棚作りが大変なので最近は止めているようですが。今日よく見たら今年は再開していました。修正します。( 2022/06/21 追記 )。
サツマイモも
サツマイモも普通の栽培では地面に蔓を伸ばして成長します。ある程度伸びたところで蔓返し作業をしますが、これは蔓が絡み合い生い茂って重く厄介な作業となります。
当菜園で試行している人は、現時点で2m位のイボ竹を垂直に立てて蔓を誘引しています。1畝に20株植えたとのことなので建てた20本の支柱をいずれ繋いで固定してネットなどを張るのでしょうか。
それにしても相当の重量になりそうなので支柱自体を十分強くする必要がありそうですね。今後の成長は大いに興味があります。
youtubeに判り易い動画が紹介されていましたので参考にしてしてみて下さい。⇨こちら。
垂直栽培に興味を持つ人が今後増えていくような感じですね。
写真右に見えるイボ竹の上部に
茎も葉も引っ張ています
支柱はすべて2m位のイボ竹
未だ苗が小さいので誘引はしていない
マルチの上に藁を敷いて
その上に蔓を這わせる
オーソドックスな
地這え栽培
そういえば当菜園の上記の人は自ら「垂直栽培にハマっていて何でも出来るものは上に伸ばしてみたい」と言っていました。
蔓ものでないナス、ピーマン、シシトウ、唐辛子も支柱を1本立てて茎や葉を束ねてこの中央の1本の支柱に固定して上に伸ばす方法をとっています。この方が大きな実が良く採れると言っていました。確かに面積が狭い家庭菜園には最も適した方法なのかもしれません。
昨年の成績は
垂直栽培によるサツマイモの株当たりの収穫量などの成績はまだはっきりしたデータは明らかにされていません。筆者の地這え栽培の成績は次の通りです。
昨年は蔓ボケとなり非常に不作でした。1株当たりの収穫量も2020年の半分以下でした。過去3年間の成績はこちらに纏めてありますので覗いてみて下さい。
因みに筆者のサツマイモ、ナス、トマトなどの現は以下の通りです;-
病気の季節
夏野菜はこれからいろいろな病気が発生する季節になりました。筆者のキュウリにはウドン粉病が発生しているようです。またナスは下葉が枯れて成長がやや遅れ気味です。
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まとめ
- サツマイモの垂直栽培の話を聞いたときは正直驚きました。Websiteをみると最近はよく行われている栽培方法なのですね。仲間の結果には興味があります。
- ナス、トマトピーマンなども1本仕立てで上に伸ばす方法も面白いでね。
最後までご覧いただき有難うございます。