この冬は寒さが厳しかった(2023/02/09)
目次
この冬は寒さは
大寒も過ぎて日差しは少しずつ強くなって来たことを感じるのですが、朝晩の気温は低く強い霜が降りる日々が多かったです。畑の水道管(地下水)の地上部分には麦わらを巻いて凍結防止をしました。
20年近くこの菜園で野菜の栽培をしていますが、この風景は初めてです。
これからは極端な冷え込みは無くなるものと思います。ここでは玉ネギとキャベツの状況について見てみたいと思います。
玉ネギは
霜で枯れた株
寒さに強いはずの玉ネギは霜で10株以上が球根まで枯れる状況となっています。このような事態になったことは恐らく初めてではないかと思います。
特に貝塚早生黄で大きくなった株が凍死する例が晩成系に比べて多いです。欠株となった個所には移植時に余ったので念のために九条ネギの横に植えていた苗9株移植した。
手前方向が南南西向き
前回1/17の写真、比べて下さい
2/5に移植した苗は活着したようだ
晩成系である泉州黄玉葱の苗は1畝で1か所の苗が凍死していた。ここにも同様に余分となってネギの横に植えていた苗を移植した。いずれも活着して上手く行けば儲けもの位の気持ちでやってみました。
2月8日には先日の移植苗が活着したのを確認できたので、さらに早生苗を2個所に移植した。合計11株を移植したことになります。大まかに早生系は畝の10~20%程度の苗が何らかの霜の害を受けていて収穫に影響しそうな感じです。
苗自体は同じものなので大きさは小さくはないです。小さいながら結球もあります。果たしてどうなるか収穫までの3か月以内には結果が出るのでないかと思います。
防寒対策
早生株には防霜対策としてトンネル掛けをした方が良いようですね。晩成苗は大丈夫のようです。当菜園では筆者を含め11名の方が玉ネギを栽培しています。そのうち防寒防霜用トンネルを掛けている人は1名です。当地では比較的暖かい地域になるので普通はトンネルを掛けなくても大丈夫なのですが。
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冬キャベツ
ゆっくり結球が進む
冬キャベツのその後ですが、夜間の低温に備えてトンネルの不織布をもう一枚追加して4層としてその上をPP製ネットで覆うようにしました。前の報告のように結球するかどうか心配しましたが、少しずつ結球しいます。
防寒対策
この寒さなので生育が非常にゆっくりしているのは止むを得ないかと思います。途中2回ほど追肥(8-8-8)をしています。あとは今月末までにどこまで大きくなるかです。3月になって収穫すれば春キャベツなってしまうかな。
筆者が勝手に決めた定義によればですが。つまり冬に収穫最適期を迎え収穫したキャベツは冬キャベツ、春に収穫最盛期となり収穫したキャベツは春キャベツとなります。夏、秋も同様です。
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まとめ
- 玉ネギは早生系が霜害を受けて収穫に影響しそうです。早生についてはトンエル掛けが必要かなと思っています。
- 「冬キャベツ」はゆっくりと結球が進んでいます。あとはいつ頃収穫可能サイズになるかです。
最後までご覧いただき有難うございます。