猛暑には勝てなかった(2023/08/07)
目次
はじめに
この夏にはWebsiteで紹介されているようにいくつかの2世苗を作る試みをしてみました。二つの試みで最も異なる条件は気温でした。
栽培方法の違い
Websiteで報告されている方法の多くは栽培条件の良い室内かまたはそれに近く且つ気温が20℃代たと思います。一方今回の当方の試みは露地栽培で尚且つ猛暑日(気温35℃以上)が続いたことでした。
本来なら新しい畝を作り肥料も適当には施して定植し寒冷紗などの猛暑対策を十分にしてやれば、活着したかも知れません。ただそこまでする元気は有りませんでした。
脇芽欠き時点のこの苗の大きさは50cm位はあったと思う。
7/29枯死を確認して撤去した。梅雨期なら活着したと思いますが、猛暑下では大量の注水にも拘らず枯死した
脇芽の挿し木苗から育ったトマト。気が付くのが遅れ脇芽欠き時のこの苗の大きさは70cm~80cmはあった。
ゴーヤと異なり節から根を出したキュウリ
前回は奥の金網に近い場所に植えたので後の経過を見ることが出来なかった。今回は既存のキュウリの間に植えた。
7/31時点までは何とか頑張っていたが、8/4枯死確認した。
キュウリは水に漬けておくと節目から根が出てきますが、同じウリ科のゴーヤはなかなか根が出てきませんでした。条件が良ければ浸した水の中でも蔓を伸ばして行く様でした。
この夏は
トマトも良かったが
この夏はトマトが良さそうと初期の時点で書きましたが、確かにトマトも良い出来栄えの大玉が順調に取れました。防鳥ネットを張りましたが、収穫直前の完熟トマトを3個遣られました。
ナスは予想外に良かった
トマトの出来の良さ以上に今年はナスの出来が非常に良いです。後で栽培成績は報告するつもりです。なさは昨年が不作でしたので、余計目立つのかも知れません。
秋野菜の準備
サツマイモは
この猛暑下サツマイモの調子が心配になっています。どうも蔓の伸び方、葉が強烈な日差しの下で「傘」のような状態になっています。注水はホースで少なくとも週に1回は大量にやっています。
今年の生育具合を見ていると、今年はあまり良い芋は採れないかも知れません。若しそうでしたら、やはり定植時期が遅れたのが原因かも知れません。
定植:6/10、品種:ベニアズマ
こちらは何とか実がつくだろうと思います。
先の「ハゲ」だ部分は枯れた購入苗を自前苗に植えた部分。苗は活着しているのですが、この暑さで全く大きくなりません。先端の茂った部分は試験用自前苗です。
自前苗(ベニアズマ)
畝には黒マルチを張っていますので、葉が十分茂り切らないうちは地表温度(測定したことはありませんが)が高くなり地中の根に悪影響を及ぼしているのではないかと心配しています。根が腐ることもあるそうえす。
秋野菜の代表格は
そろそろ秋野菜の準備を始める頃となりました。今春には卒業するつもりでジャガイモと玉ネギを空き地いっぱい作った。今はこれらの消費に苦戦してところです。
大根、キャベツと白菜です。大根の種子は先日百円ショップで購入した。キャベツと白菜はどちらも購入苗で始めたいと思いますが、今年は時期を少し遅くしたいと思っています。
昨年は9月初めには購入苗を定植したのですが、無農薬栽培なのでキャベツは虫害によりほぼ全滅状態でした。
今年は虫害が少なくなる10月中旬以降にピークがするようにしたいと思います。植えるスペースが少ないので、苗の数も減らし株間も広く取りたいですね。
ナス科のジャガイモは連作を嫌うし、玉ネギも恐らく連作は好ましくないだろうと思います。そこで何を何処に植えるか悩ましいところです。区画を小さくして種類の異なるものを少しずつしかないのかなと思っています。
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まとめ
- 露地での猛暑下の苗作りは上手く行きません。やるとすれば梅雨の時期が気温的にも湿度的にも良いかも知れません。
- サツマイモの成育が遅れているようです。今後上手く回復すれば良いですが。
最後までご覧いただき有難うございます。