余りの暑さで(2023/09/02)
目次
はじめに
猛暑日が続いてとても畑に出かける気にはなりません。ナスは早く採らないと大きくなり過ぎてかえってまずくなりそうだし,時には水も遣らなければならないし結局でざるを得なかった。暑かったです。
大根
当地ではまだ猛暑日がかなりの頻度で発生しています.種子袋の説明では発芽温度は15℃~30℃とあります。8/21にトマトの跡を耕した後、肥料投入後マルチを張り4か所に浅い穴を掘り水で良く濡らした。
そのあと、1穴に2~3粒の種を播いた。薄く土を掛けて軽く圧着した。水を十分かけトンネル用のシートを2層掛けた。この猛暑の中では直ぐに乾燥してしまった。水は毎日必要だった。
8/24には1cm位の苗になっていたので、発芽若しかしたら2日間位で発芽したのかも知れません。真夏は早いです。苗が大きくなるまで地位さなトンネルで覆っています。
種が余っているので、もう少し涼しくなったら4個所程度に植えてみようかと考えています。
ブロッコリー
発芽適正温度25~30℃で、当地域は播種時期でもあったのですが、路地への直播きしたことや猛暑日が続いたことなので全く発芽しなかった。株間40cm程度で6個所穴を開け2~3粒の種を播いた。
発芽するまでトンネル用のシートを2層にして掛けた。水はほぼ毎日遣った。先日の草刈りで大量に発生した枯草を更にシートの上に乾燥防止として掛けた。同時に播いた大根は発芽したが、ブロッコリーは結局発芽しなかった。
上手く苗が出来れば移植しようなどと都合の良いことを考えていたのですが、全く生えてこないのでどうしようもなかった。
結球レタスとサニーレタス
結球レタスとサニーレタスの種が余っていたので急遽播くことにした。結球レタスはブロッコリーの跡を利用した。条間約20cmで4条の溝に筋蒔きにした。レタスの種は軽いので播種前に水に漬けておくのが普通のやり方のようです。
品種:青首大根
播種:8/21、そろそろ間引きする時期になった。
品種:結球レタス
播種:8/29、4条、条間約20cmの浅い溝を作り種を播いた。特に溝には播種前に十分水を掛けておいた。トンネル用シートを掛けその上に枯草マルチを掛けた。さらに水を掛けて置いた。
品種:サニーレタス
播種:8/29、トンネル用シート2層掛ける。九条ネギと一部トマトの跡になります。
結球レタスの場合トンネル用のシートを2層掛け、その上に保水のために枯草マルチ掛けて置いた。気温が35℃の猛暑日だったら地表の温度は40℃位はあるのかも知れません。種子が耐えられるかどうかです。
結球レタスの苗が上手く成長してくれれば、一部はキャベツや白菜のコンパニオン・プランツとして使いたいと思います。
こいつが犯人か
今年の里芋は全くダメです。こんな現象はこれまで何回か栽培した経験からしても全く初めてです。
どうも新しく植えるたびに成績が悪くなっていくような感じです。
品種:石川早生
定植:5/27、定植時期が遅かった。追肥:2回実施済
健康な里芋は今頃は茎丈1.5m前後にはなっているはずです。このイモは0.5mもありません
この害虫の名前は不明。長さ:5~6cm,胴体は丸々と太っているのが憎らしかった。2匹駆除した。新芽を好んで齧っていたようだ
里芋の食害について
里芋にも害虫が好んで集まってきます。この時殺虫剤などを使えば酷い害にはならないのでしょうが、筆者は無農薬栽培しているので害虫に遣られたらどうしようもありません。
JA佐野の方がYouTubeに美味そうに喰っている様子を上手く捉えておられます。この害虫が喰うバリバリと言う音まで良く捉えています。参考になります。ヨトウムシやアブラムシの例を挙げておられます。
夏野菜の成績
夏の初めころはトマトは良さそうだと思ったのですが、ナスが今年は想像以上に良く採れました。トマトとキュウリはかなり前に終了し茎や蔓などの残差は撤去した。
ナスは未だ十分に採れそうですが、8月末までを夏野菜として区切ることにした。これ以降は秋ナスとします。
表ー2023年度主要夏野菜3種の成績
夏野菜3種 | キュウリ | トマト | ナス |
苗木 | 4本 | 4本 | 6本 (内接ぎ木苗4本) |
収穫量 | 46個 | 79個 | 247個 |
苗木 1本当たり |
11.5個/本 | 19.8個/本 | 41.2個/本 |
ナスの苗6本のうち、接ぎ木苗は4本、普通苗は2歩です。収穫量は接ぎ木苗の方が圧倒的に良かったです。畝の場所、植え方、前作野菜の状況などあるので一概には接ぎ木苗が良いとは言えないかも知れません。(2022年とは締切日が異なりすみません、成績表;2022年度はこちら、2021年度はこちら)。
その他の夏野菜
ゴーヤは例年通り良く採れ過ぎて数を数得るのも止めました。昨年同様折角良く出来たゴーヤを数多く廃棄しました。苗木は1本なので希望者でシェアして作るのが良いと思います。
ピーマン、パブリカ、万願寺甘唐辛子、オクラを作りました。オクラはまだ収穫中で良く頑張っています。他は普通の出来栄えでした。
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関連資料
(4)いやー、暑いですね 2022/06/29
(3)今年の夏野菜の成績は 2022/08/22
(2)里芋の収穫を終えたが 2021/11/08
(1)里芋にはロマンがある 2022/10/19
まとめ
- トマトは品質は良かったが、これまでの年度に比べると数量は少ないです。キュウリは種から始めて4本の苗が得られた。蔓棚がゴーヤの蔓と競合する形となった。一番悪い結果となった。一方ナスは病気にもかからず品質、数量共に一番良かったと言えそうです。
- ゴーヤは出来過ぎるので2~3人でシェア栽培をするのが良いと思います。
- ピーマン、オクラ、インゲン豆、唐辛子などは普通の出来でした。
最後までご覧いただき有難うございます。