セビリアを駆け足で(2018/12/19)
目次
セビリアへ日帰りで
セビリアには以前から所用があったのですが、パリまで来た機会に首都マドリード経由セビリアへ出かけました。セビリアは人口約70万人近郊都市圏では約130万人でスペインでは第4番目の大きな街といわれています。
マドリードから日帰りで出かけました。セビリアはマドリードから1時間のフライトで到着します。またAVE高速鉄道ですと2時間半くらいで、およそ1時間おきに運行していますからアクセスは非常にいい世界最大の木造建築物
世界最大の木造建築物
メトロポール・パラソル
メトロポール・パラソル呼ばれる世界最大の木造建築で大聖堂から1㎞位の市内中心部に2011年に完成したといいます。周りの歴史的な街並みに忽然と現れると強烈な異様感を感じます。この建物の地下には建設途中に出てきたローマ時代の遺跡を展示する博物館のようになっているそうです。1階は市場に展望台にはレストランや人の通路があるそうです。
最近の木材の強度向上技術が進み、木材の建築資材としての利用が広がってきたのでしょうか。この建物は世界的に広がる木造建築の先頭を行くものかもしれません。そういえば現在建築中の新国立競技場も木材をふんだんに使用しています。
新規企業の立地条件は
市内を流れるグアダルキビール川は大西洋に開けており、この川に面したセビリア港は大型船が入港する貿易港となっています。この近隣に工場を立地しようと考えても不思議ではありません。
問題はどのような工場や企業の立地が適しているかということですが、どうも重化学工業よりは加工業とか観光とか通信、IT関連が良いのではないかと思いました。午前中に所用を済ませて午後からは大急ぎで市内の観光スポットを見て回りました。何しろセビリアは世界的な観光都市ですから見たいところが数多くあります。
セビリアの観光スポット
大聖堂
ヨーロッパの街には大きさに違いはありますが、どこでもと言ってもよいほど大聖堂があります。イタリアのミラノ、ドイツのケルン、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂などが有名ですが数え上げたらきりがありません。セビリアの大聖堂を是非見てみたいと思いました。
大きくて立派で中には入れませんでしたが、外観からも荘厳な感じがしました。この大聖堂はスペインでは最大で世界でもバチカン、ロンドンに次いで3番目の大きさだそうです。
スペイン広場
次はスペイン広場です。中央の建物から左右に回廊状に広がる姿は圧巻です。「アラビアのロレンス」や「クローンの攻撃」などの映画のロケ地としても使用されています。
闘牛場
スペインの闘牛には興味があったので、ここセビリアでは闘牛場の外観だけを見ました。スペインの闘牛については最近では多くの人の興味がサッカーなどのほかのスポーツに移り闘牛はかなり興味が薄れてきているようです。
オペラ
セビリアはオペラでも有名ですね。モーツアルトの「フィガロの結婚」や「ドン・ジョヴァンニ」、ロッシーニの「セビリアの理髪師」、ビゼーのカルメ「カルメン」などが有名ですね。音楽のことは良く判りませんが、この街を回ってみると名曲が生まれてくる素地があるような気がしました。
フラメンコ
本場のフラメンコは是非とも見たかったですが、残念時間が無くてパスしました。セビリアは見たいところが多すぎて日帰りとはとんでもない話で最低でも1泊はしたいところでした。
ほかにも次のような観光スポットもあり、とても短時間では回り切れないです(2022/06/30、追記)。
関連記事
(1)開催は減ってきたか、マドリード 2018/12/19
まとめ
セビリアに適した産業を新たに立地するとしたら重化学工業よりも加工業、芸術や通信、IT関連企業が良いのではないかと思いました。これは全く筆者の個人的な感想です。
セビリアは観光資源が豊富なので1日の滞在ではとても見ることは出来ません。本場のフラメンコを見ることが出来なかったのは残念でした。
最後までご覧いただき有難うございました。