今年のジャガイモは(1)(2021/01/27)
目次
今年のジャガイモは
ジャガイモはナス科
ジャガイモは意外に思われるかもしれませんが、分類としてはナス科のナス属の野菜です。家庭菜園で栽培されるナス科に所属する野菜としてはナスのほかにトマト、唐辛子、ピーマンなどがあります。この科の野菜は連作障害が強いことが特徴で狭い菜園では栽培ローテーションに気を付ける必要があります。
由来は
ジャガイモの原産地はアンデス山地と言われています。ジャガイモの名前の由来は諸説あるようですが、17世紀の初めころオランダ船によりジャワのジャガトラからもたらされた「ジャガタライモ」が転じて「ジャガイモ」になったというのもその一つの説になっています。
アンデス地域の品種も
最近ではアンデス地域の在来種とアメリカ品種との交配種である「インカの目覚め」や「インカのひとみ」の自然交雑実生から選抜育成された品種「インカのひとみ」なども原産種由来の品種も栽培されるようになってきました。
ジャガイモの定植
定植時期
ジャガイモの定植時期は当地では2月下旬から3月上旬頃です。およそ1ヶ月で発芽しますが、早く植えると発芽後の新芽が遅霜に遣られて枯れてしまうことがあります。3~4週間すると別の芽が出てきますが、およそ1ヶ月くらいは生育が遅れてしまいます。
ジャガイモの品種
例年「男爵」を植えていますが、上の表からみて男爵系の「キタアカリ」に興味が出てきているところです。植え付け面積などをみて決めたいと思います。
ジャガイモのその後については下記のポストをご参照下さい。
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コンパニオン・プランツ
種類は多い
ジャガイモのコンパニオン・プランツとしては意外と多くの種類があるのですね。知りませんでした。アカザ、里芋、マリーゴールド、ナスタチウム、ネギ類、マメ類などです。
コンパニオン・プランツに関するこちらのサイトもご参照ください。
九条ネギ
九条ネギは栽培中でたまたま移植先を探しているところなので試してみようと思います。ジャガイモの隣に九条ネギを植えるとジャガイモが発生する細菌類をネギが上手く吸収するとのことです。
こちらの動画もご参考までにご覧ください。⇒「ジャガイモ掘って、ネギ植える」。
連作障害の強いジャガイモでも九条ネギと並べて植えることで毎年同じ場所で栽培出来るとのことです。これが旨くいけば狭い家庭菜園では作付けローテーションが楽になり大変助かります。
エンドウ豆の越冬
菜園仲間の状況
今年は当菜園では筆者を含め4名の仲間がエンドウ豆を栽培しています。その内2名は保温用トンネル掛けをしています。残り2名はマルチ畝トンネルなしでうち1名は残念ながら枯れてしまった。またマルチありトンネルありの1名も大きくなった苗が枯れてしまった。
1名は無事生育中です。この人は例年保温トンネルなしで上手く栽培しています。何か秘訣があるのでしょうか。従ってエンドウ豆の越冬率は現在のところ50%となっています。
エンドウ豆の越冬率については下のポストもご参照ください。
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またべつの1人はソラマメをマルチ畝トンネル掛けで栽培していますが立派に生育中です。ソラマメはエンドウ豆より大きいのでその分寒さに強いのでしょうか。
青首君は
青首君はその後バラツキはありますが少し大きくなりました。3穴の大きい苗を間引きし少し追肥をした。あとは1穴に1本しか発芽していない。1穴に7~8粒と多めに播種したのですが寒さの為に発芽率は悪いです。
品種:青首大根(年内採り)
播種:2020/11/08、新聞紙で保温
発芽:2020/11/17確認
発芽完了:2020/11/26、17穴中12穴発芽
発芽率:70%
その後凍傷で苗1本枯れた
青首君に関する下のポストもご参照ください。
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これから少しづつ暖かくなってくるのでなんとかなるかも知れません。本来の秋植えのように大きな青首大根となるかまだ判りません。
まとめ
- ジャガイモはキタアカリを試してみたい。またコンパニオン・プランツとして九条ネギを並べて植えてみたい
- エンドウ豆の苗を越冬させるのは手間が掛かります。
最後までご覧いただき有難うございます。