一番ナスと遅霜の被害(2019/06/02)
目次
遅霜の被害は
4月20日に定植したナスとトマトは4月28日と5月1日に遅霜に遣られてしまいました。特にナスについては前にも書きましたが、花も咲かせて4月28日までは順調に生育していました。
長ナスの被害が大きい
4月28日にはナスにとっては初めての遅霜に遭い特に畝の南側の端の苗2本、これは博多長ナスで葉が縮れてしまうほどの被害を受けました。さらに5月1日には追い打ちをかけるように再度遅霜の被害を受けてしまいました。
一時は立ち直れるか心配しましたが、気温もこの時期の平常の暖かさに戻り何とか持ち直しました。
回復してきたが
支柱は定植時の小さな仮支柱から苗の身長が伸びるに応じて長い支柱に変えていき今日は3本仕立ての支柱をしました。
一番ナス
下葉が繁っていたので気づかなかったのですが、6本の苗の下の方にはもう実を付けていました。一番に生った実は早く採れと言われています。この意味はこれから後の生育を良くしてより多くの実を採るための一つのやり方で広く行われているようです。
筆者はこれまで余り意識はしていませんでした。昨年もナスは良く採れたのですが一番ナスを意識して早く採った記憶はありません。
長ナスの花は枯れた
遅霜の被害がひどかった博多長ナスの苗2本はまだ花も付けていません。はじめはほかの苗と同じように花が咲いていましたが、葉が縮れると同時に花も枯れてしまったものと思われます。
身長はやっとほかの苗と同じ高さ70~80㎝位までに追い付いてきましたし元気も出てきたようです。花が咲かなければ実は生らないのでもう少し時間がかかりそうです。やはり遅霜により生育が遅れるのですね。
行灯も十分ではない
隣の仲間のナスも防寒対策として行灯を巻いていたのですが、筆者の苗よりもひどく遅霜の被害に遭いました。現在も苗は小さくもちろん花も咲いていません。
2021年4月20日ナスとトマトを定植しました。この年は株間を少し広く取りました。宜しかったら覗いてみて下さい。⇒ナスとトマトの定植 (2021/04/22、追記)。
一番ナスは美味しかった
収穫した一番ナス(千両2号)はマーボーソボロナスにして食べました。自分で言うのも照れますが、採れたての若いナスなので柔らかくてとても美味しかったです。料理法や味や形などは全く違うのですが、ナスが共通するということでアンカラでよく食べたトルコ料理の「パトリジャンケバブ」を思い起こしました。
ジャガイモも心配
遅霜による被害については、隣の畝のジャガイモが心配です。前にも書きましたが、ジャガイモは5回遅霜の被害を受けました。その都度新芽の上に土を掛けて凌いだのですが果たしてどのような結果になっているかです。ある程度生育が遅れるのは止むを得ないと考えています。
収穫時期は
茎が倒れて葉が黄色くなってきたら熟成が完了したとのサインですので掘り方の準備をします。
気象庁の予報では当地方の今年の梅雨入りは6月8日頃とのことです。また昨年は6月6日頃だったとのことです。昨年は6月5日と6日に収穫しています。
梅雨入り前に
普通遅くとも梅雨に入る前には収穫しますので、当地では来週あたりがその時期になります。果たして栽培の成績はどうでしょうか。ピンポン球程度の小さなジャガイモではがっかりします。
変動が大きかった5月
今年の5月の天候は全く変動が大きすぎました。初旬は霜が降りるほどの寒い日があったかと思えば後半には最高気温が30℃を超える真夏日を通り越して最高気温が35℃を超える猛暑日がありました。
トマトに被害は
遅霜のトマトの苗に対する被害は軽微でしたので、今では背丈も1m位まで伸びて青い大きな実を付けています。5月30日にはナス、トマトに1回目の追肥をしておきました。
まとめ
例年5月に気温の変動は大きいのですが、今年は特に霜が降りる気温から猛暑日までありました。野菜や花ばかりでなく人や動物にも体調を壊すほどの悪い影響を与えました。
どうやらこの時期本来の気候に戻ってきたようなので野菜の調子も良くなってくるものと考えています。博多長ナスも早く花を咲かせてほしいです。
下のページも参照して頂ければ有難いです;-
「この春は霜害がひどい」 2019年5月5日
「雨の日が多いので」 2019年7月15日
最後までご覧いただき有難うございます。