スナップエンドウ、摘芯と初収穫(2021/04/08)
目次
蔓なしスナップエンドウの摘芯
蔓丈が1.5mを超えてきたので摘芯をすることにした。また採取可能な実も見られるので初収穫をすることにした。
これまでの経過
播種からシート掛けまで
昨年10月4日に播種発芽させた苗と10月30日に購入した苗を追加定植した合計9本の苗の越冬状況についてはこれまでに何度か報告しました。
シート掛けと冬対策については下記のポストをご参照ください。なお不織布シート2重とは薄いシート4層のことです。
⇩
ほぼ全部の苗が越冬出来たのですが、1本の苗は越冬中に短い仮支柱に1か所で固定したために風で動かされるたびに固定点で茎が擦れてかなり大きくなったところで枯れてしまった。凍傷のためではなく損傷のためでした。
従って今年の蔓なしスナップエンドウの越冬率はほぼ100%だったと言えると思います。
越冬対策としては、4層重ねの市販不織布シートの上にさらに1層のPP製シート掛けたことでした。これで必要な保温は確保出来たようです。
本支柱立て除草と追肥
3月3日にトンネルを外して除草と追肥をして1.2m程度の支柱を立てた。ほぼ順調に蔓丈を伸ばして今では背の高いものでは1.5mを超えてしまった。金網の高さが約1.5mあります。想定外です。
宜しかったら下記のポストもご参照ください。
⇩
蔓ありとの違いは
スナップエンドウはアメリカから導入され1970年代から広く普及するようになった。鞘ごと食べられ肉厚で甘いです。蔓ありと蔓なしがあり、蔓ありは草丈が2mにもなり、蔓なしでも草丈は1.2~1.3mにもなるので支柱が必要となる。蔓ありは収穫期間がより長い。分類的には蔓なしは蔓ありの亜種。
芽欠きと除草
本芯を太くし上へ大きく伸ばし、出来るだけ多く収穫量するためには脇芽を除く芽欠きが是非とも必要となります。下から3~4段くらいまで芽欠きをした。
栽培方法は殆ど同じで支柱の高さが蔓ありは2m以上必要。蔓なしの方が狭い場所で栽培出来て初心者には栽培し易いと言われています。筆者はこれまで蔓なしばかりを栽培しています。
1.2mほどの支柱しか用意していないのでこれ以上背が伸びても支えるものがありません。種子はアメリカ産なのですが想定外に蔓が伸びています。
摘芯と追肥
一回目の収穫をした後マルチを剥がして畝の肩の部分に8-8-8化成肥料を少量播いた。あとは土とよく混ぜてマルチを被せて終了。葉が枯れ始める5月中旬頃まで収穫出来るのではないかと思います。
初収穫
前回の芽欠きの時に少量採取したが、今日の採取が実質的な初収穫。8株でこの程度はやはり少ないようですね。それとも1回目の採取ではこんなものかな。これからどの位採れるか楽しみです。
採取したものは;
鞘:長さ7~8cm
近くのスパーで販売品は;
・一回り大きく太っていて立派でした。
・どうも今回の採取は少し早かったようです。
まとめ
- 昨年の播種時期が少し早かったので、越冬させるには保温に苦労した。なんとか収穫までこぎつけてやれやれと言ったところです。あとはどの程度採れるかです。
最後までご覧いただき有難うございます。