一寸そら豆の栽培(5)(2022/03/05)
目次
そら豆の栽培
かなり大きくなった
3月になってこのところ急に暖かくなってきたように感じます。これまでにそら豆畝の南側を耕運機で良く耕して肥料を施してキャベツ、白菜畝を用意した。これで約10日間放置して馴染ませます。
その後のそら豆は
随分大きくなってきました。そろそろ保温シートを外す時期が近づいてきましたが3月前半はまだ寒い日があると思いますのでもう暫らく掛けておくことにしました。行燈を保温材としていた仲間はもうこれを外していました。トンネル掛けの人は筆者を含め2人となりました。
不織布1層+PPネット
黄色に枯れた茎と葉がある
草丈;30~35cm
腐食布4層+ppネット
低温による変色見られず
草丈;40~45cm
蕾らしきものがみられる
不織布4層で保温が良く第1畝より生育が良い
他のそら豆
一部の茎や葉が枯れたが上手く
冬を乗り切れたようだ
上手く越冬出来たようだ、行燈は外した
定植時の苗;大、最初からトンネル掛け上手く越冬出来た
ようだ
整枝と土寄せ
草丈が50~60cmになったら強い枝5~7本程度を残し整枝をします。必要な時期なったら追肥(化成肥料オール8と少量の苦土石灰)をして土寄せをした。筆者の場合は2月2日にしました。また成長に合わせて枝が倒れないように畝の周りに支柱を立てテープを畝の周り張り固定した。
アブラムシ予防対策
アブラムシ予防の為に長さ15~20cmのアルミテープを適当な間隔で結びつける予定です。初めてのことなので正解かどうか判りませんが風が吹くとキラキラした光を反射するのではないかと思います。果たして良い結果が得られるでしょうか。
さらにかなり前に使ったことはあるのですが、木酢液の散布も考えてみようと思います。
摘芯
草丈が70cm位になったら摘芯をします。茎の先端を切り落として栄養分が花や実に行くようにします。
害虫予防
暖かくなると害虫が発生します。そら豆の場合、この時期被害が最も心配されるのはアブレムシです。アブラムシはそら豆に限らずほとんどの野菜に食らいついて食害を起こします。
アブラムシとは
アブラムシとはWikipediaによれば「カメムシ目に属する昆虫の総称で、植物の上で殆ど動かず集団で維管束に口針を突き刺して師管液を吸って生活する小型で弱々しい昆虫と言われています。またアリと共生し単為生殖によっても増える昆虫」とも言われています。
テントウムシ;アブラムシを捕食する益虫
どうも家庭菜園にとっては厄介な害虫のようです。 まだ寒いからでしょうか今日見たところアブラムシはいなかったです。
やはり居た
暖かくなる予報なので生育が良い第2畝の保温用トンネルを外すことにした。寒かったのでアブラムシは居ないと思っていたのですが葉の茎との付け根付近や成長点あたりには緑色や黒色のアブラムシを見つけた。
写真右上部分;アブラムシと卵付着
後日拡大写真を用意予定
アルミテープの反射効果は不明
草丈が伸びたらもう一段ロープを張る予定
応急処置;オルトラン溶液をスプレー散布した
今後木酢液を散布予定
こちらにも居た(3/6 追記)
株の茎の下の方よりも先端部分に多く付着していました。どうも新芽が伸びてくる部分は柔らかくて美味しいのでしようか(PCの場合は、写真をクリックすると拡大してアブラムシが良く見えます)。
第2畝のそら豆はオルトラン水溶液散布後2日経ちますが、今日ざーっと見たところ殆どいないようでした。効果があったのでしょうか。
また防寒用のシートやトンネルはアブラムシの侵入防止には全く効果がないようです。それにしても最初のアブラムシはどこからくるのでしょうか。(ここまで3月6日に追記しました)。
こらから暖かくなり本格的な春を迎えると共に害虫たちも活動を始める時期となります。今後の防虫対策についても折に触れ報告したいと思います。
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まとめ
- そら豆には予想外に早くアブラムシの襲来がありました。これから本格的に暖かく寝るにつれて益虫、害虫たちも活躍する季節です。アブラムシ対策をしっかりやりたいと思います。
最後までご覧いただき有難うございます。