今年も秋冬野菜を始める(5)(2022/12/01)
目次
今年の秋冬野菜のその後
秋冬野菜の代表格はまず大根、キャベツ、白菜が挙げられます。この秋の傾向として言えることは9月から10月中旬頃までの暖かい期間にはアブラムシ、青虫などによるかなり酷い虫害に遇いました。
10月中旬以降少し涼しくなってきたら、これらの虫害は急に少なくなりました。不思議なくらいでした。従って前半の葉物野菜は酷かったですが、後半播種した葉野菜は順調です。
大根
9月6日播種、9月8日に発芽した青首系大根は生育は順調でした。草丈が20~30cm程度になった頃8株中の2株が苗の成長点を青虫(多分)に喰われて急に成長が止まってしまった。
昼間は発見が困難でそのままにしておいたら、隣から新しい芽が出てきて少しずつ回復してきました。もう既に収穫時期でほかの株は大きく生育していますが、この2株だけは半分程度大きさです。
食害に遇った隣に新芽が出てくるまで
2週間位萎れていた
大きさ:正常品の半分程度か
品質:内部の鬆今のところ有無不明
重量:3.8kg
品質:「鬚」もなく優良
味:美味でした
更に種子が余っているので後発として9月27日に播種、9月30日には発芽して以後今のところ順調に生育中です。こちらには虫害は見られません。結論として先発大根の成績は△です。
キャベツと白菜
購入苗3株を9月6日に定植。途中までは順調に生育したのですが、葉が大きくなった頃青虫に喰われて1株は結球しなかった。廃棄処分。2株は収穫出来ました。
株間をはじめ栽培条件は例年と同じ
キャベツ:
重量:2.0kg、品質:良好
ほかのキャベツは良くなかった
重量:3.2kg
品質:虫害なく良好
ただし他は余り良くなかった
例年のように白菜と同じ畝で千鳥型に配置して間に結球レタスを植えました。レタスにはアブラムシが大量に付着していました。今年はレタスのコンパニオン・プランツとしての効果は少なかったと思います。
キャベツは3株定植して2個収穫、白菜は4株定植して2個収穫しました。よって結論としてキャベツと白菜の成績は✕です。
スティックセニョールとサンチョ
ナスとネギの跡に少しばかりのスペースが出来たので近くの苗屋さんでスティックセニョール1株、サンチュ1+3=4株を購入して9月26日と10月1日にそれぞれ定植した。遅く植えると虫害は無くいいですね。
聖護院カブと中カブ
聖護院カブは先発、後発と時期をずらして播種した。先発は成長期に大量のアブラムシに食害されて本来の大きさのカブに成長しきれなかった。後発の分は先発より食害が少なく少し大きいカブを収穫でいました。成績は✕~△です。
中カブも先発と後発に時期をずらして播種した。先発は十分大きくなっているのでこれから収穫するところです。間に合えば報告します。
Twitterとの連携
Twitterとは下記のアカウントで連携しています。どうぞ一度ご利用になって下さい。
関連記事
(5)「冬キャベツ」を追加 2022/11/20
(4)今年も秋冬野菜を始める(4) 2022/11/04
(3)今年も秋冬野菜を始める(3) 2022/09/07
(2)今年も秋冬野菜を始める(2) 2022/08/31
(1)今年も秋冬野菜を始める(1) 2022/08/11
まとめ
- 農薬は基本的には使用しないようにしているので、虫害は一番厄介です。今年は酷かったです。当地ではキャベツ、白菜は9月中旬~下旬頃に大き目の苗を植えるのが良いのかも知れません。
- 直播き栽培による玉ネギは現在順調に大きくなっています。
最後までご覧いただき有難うございます。