「冬キャベツ」は結局
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冬キャベツは結局
前にも少しばかり触れましたように、もうそろそろ卒業する時期かなと思い、最後に玉ネギとジャガイモを目いっぱい植えてしまった。
従って春野菜を植えるスペースがなくなってしまい植えるのを見送らざるを得なくなってしまったわけです。途中で心代わりをして健康維持の為に継続することにしました。早生玉ネギの収穫を開始したので、若しかしたらこの跡に遅めの春野菜の苗が植えられるかどうかです。
「冬キャベツ」は
結局「冬キャベツ」は一体どうなったか。先に植えた3株については既に報告済ですが,概ね良いキャベツが採れたと思います。「春キャベツ」になってしまました。
昨年11/7に定植した3株が大きいキャベツ
11/16追加定植した3株はまだ小さい
巻くかどうか心配した株が大きくなって嬉しいです
結球の可否を決める累積気温についてはこちら
直径:20cm、重量:0.9kg
残りの2個も早く採った方が良さそうです
追加定植した3株は先発カブの間にあり上の写真では良く見えません。全体として小さいです。これは株間を狭くしたために、先に植えた株の陰になって日が当たらなかったことも原因の一つです。
あるwebsiteで「越冬するキャベツの栽培では株間を普通より狭くすると互いに保温試合生育に良い」との説明があったので真似をしてみました。保温トンネルをしっかりすればこれはあまり関係ないように思います。
冬キャベツの定義
冬キャベツの定義につきましては、筆者が独断で「冬に最適収穫期を迎えたキャベツ」としてみました。従って春に最適収穫期を迎えたキャベツは春キャベツとなります。秋も同様です。
真ん中のキャベツは小さく結球したが芯から薹が立ち小さな花を咲かせていた
廃棄処分
形状:秋ものとは違いふわふわとした結球
スーパーで売られている春キャベツもふわふわしていますね
重量:0.6kg
収穫量:0.2kg 結球はしているが小さい
原因:標準的な株間35~40cmとし日当たり良い
配置にしておけば1kgに近いキャベツが採れたのではないかと考えています
結論としては、
(1)10月上旬頃までには苗を定植する
(2)株間を標準通り30cmi以上はとる
(3) 越冬用の保温対策しっかりとる
(4)株への日当たり良い配置とする
当地は比較的暖かいので少なくとも上記の対策をすれば冬季に収穫をすることは可能であるように思われます。初めてだったので気を使いました。
完全結球に必要な積算温度と総葉数は、葉数型では約1800℃で90~100枚(結球葉数65~85枚)、葉重型では約1600℃、85枚(結球葉数60枚)ぐらいと言われています。⇨こちら
春と秋の一番栽培し易い時期に作るのが、一般素人には一番作り易いという当たり前のことに落ち着きました。
春野菜は
春大根
今のところ春野菜としては写真の総太り春大根4株だけです。
玉ネギ
早生は葉がだいぶん黄色くなってきたので収穫時期が近くなっているようです。大きくなったものから順次収穫中です。
ジャガイモ
全部早生種ですが、はが緑色で元気なので収穫までにはもう少し日数が必要だと思われます。
連作の問題はない
連作障害が出るか
科が異なれば良く出来る
昨年秋の状況です
キュウリ
このフェンス側の畝は昨年夏にはキュウリを植えました。従ってキュウリの連作にはなります。ただキュウリの跡に九条ネギを播種したのですが上手く育たず,その跡には土を入れ替えをして小松菜を植えた。
これは良く育ちました。短期間になりますが小松菜の跡に九条ネギと一部余った予備の玉ネギの苗を植えた。キュウリにとっては変則の連作になりますが、果たして上手く育つでしょうか。フェンスを利用するために蔓ものはこの場所になってしまいます。
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まとめ
比較的暖かい筆者の菜園の露地栽培で、最低限下記の条件を守れば冬キャベツは採れそうです。
(1)苗の定植時期を前年の10月上旬までにする。
(2)苗の配置は標準通りで良い
(3)冬の保温対策をしっかりやること
最後までご覧いただき有難うございます。