一度あることは二度ある(2019/04/07)
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一度あることは二度ある
日本の諺で「二度あることは三度ある」とよく言われています。物事は繰り返し起こる傾向があるから失敗を重ねないようにとの戒めの意味が込められています。同じように「一度あることは二度ある」という諺も同じ意味で使われるようです。そして意味も同じように戒めを込めたものです。
外国でも
同じ内容の諺は直接的な表現こそ違えそれぞれの国々にあるのでしょうね。これを調べてみるのも面白いと思います。英語では「What happens once will always happen again.」で直訳的ですが実際にも使われているそうです。
嬉しい話
これからの話は「嬉しい方の話」なのです。筆者はゴルフが大変好きで会社のコンペやお客様とのお付き合い、個人的な付き合いや友人同士でもよく出かけたものです。先輩の方々もそうでしたが、当時は世間全体がゴルフが盛んな時期でもありました。
他のスポーツは
今日のようにスポーツが本格的に多様化する前で、普通の人が簡単に参加できるスポーツと言えば、ゴルフの他にはハイキングや素人でも登り易い登山とかテニス、ジョギングとかランニングなどでした。
ゴルフは
話をゴルフに戻しますと、「一度あることは二度ある」とはそうですね「ホールインワンを2回やってしまった」ということです。ゴルフをやっておられる方はお判りですが、ホールインワンはなかなか出ないものです。
下手の横好き
筆者はゴルフの腕はやっとスコアがやっと90台後半程度でしたので,言ってみれば「下手の横好き」レベルでした。最初のホールインワンが出た時にはグリーンに上がりピンからボールを取り上げるまでは全く信じられませんでした。
一回目は
場所は静岡県沼津市にある愛鷹シックスハンドレッドゴルフクラブ(パー72の比較的長いコース)の12番ホール、パー3でした。133ヤードの距離を9番アイアンで打ちました。グリーンには直接着地してその後は見えなくなりました。
ボールを取り上げてみて初めて
この日はお客様と出かけたのですが、普通は進行を早めるためにショートホールでは前の組が後の組が打ち終わるまで待っていることになっていますが、この日はたまたま9月の台風が近づいていたこともあって前後にはプレーする組はいませんでした。
待っていてくれた前の組の皆さんには後でご祝儀を贈るのが礼儀だと後で聞かされました。正直前の組がいなくて良かったと思いました。終了後パーティーでは祝杯を挙げたと思いますが、肝心のスコアが幾らだったかは覚えていません。後日記念カップを頂きました。
二回目は
二度目は一度目から5年後に茨城県牛久市の金乃台カントリークラブ(パー71、18ホール、6433ヤード)距離は比較的短いのですが,コースは戦力性に富み面白くプレイ出来るコースになっています。お客様とのゴルフ会でした。アウトの3番152ヤードを5番アイアンで打ちました。
ピンを覘いて見て初めて
ここは打ち上げになっていてグリーンに乗ったかどうかはティーグラウンドからは見えませんでした。ただ前の組の人たちの拍手で入ったのかなとは思いつつもピンを覘いて初めて入ったのだなと判りました。大変嬉しかったです。二度のホールインワンともに筆者はビジターですので、植樹もしませんでしたし証明書も頂きませんでした。
一度あることは二度もあった
一度あることは二度ありました。その後特段悪くなったとか良くなったとか、そのようなことは特に会社や身の回りには起こっていないです。現在のところ普段と変わらず推移しているので問題はないのかなと思っています。
保険を掛けておいた方が良い
事故や故障が多い
スポーツには事故や故障は付き物です。最近でもサッカー、ラグビー、水泳、野球、相撲、アイススケート、レスリング、登山中の体調不良による処置など挙げればきりがありません。自分の身体的な故障だけでなく観客を集めてするスポーツでは万が一観客を傷つける可能性はゼロではありません。
ゴルフの場合は
ゴルフでいえば、ティーショットがOBとなり観客に当たり怪我をさせるとか予想外のことが起こることがあり得ます。悪いことばかりでなく例えばホールインワンとかアルバトスを出した時のご祝儀やパーティーの費用などお祝いごとの費用負担も無視できません。スポーツにはどうしても「保険を掛けて置く」ことが必要だと思います。
ホールインワンの確率は
アマチュアにとっては
一回出るのも難しい
ところでホールインワンが出る確率はどのくらいなのでしょうか。米誌のSports Illuastrated誌によれば、アマチュアで100を切るかどうか位の腕前の人で1/45,000程度だそうです。アマチュアでも上級、中級では1/5,000~1/15,000位だそうです。1ラウンドにパー3が4ホールあるので凡そ2,000ラウンドに1回出るかどうかのくらいの確率になります。
二回出るのは遥かに難しい
普通のアマチュアゴルファーは2,000回のゴルフはしないので一生出ない人が殆どだということになります。ホールインワンが2回出る確率は、100前後の腕前の人で1/(45,000×45,000 )となりこれはえらい数字になります。
他の要因もありそう
どうもゴルフのホールインワンを確率論的な整理をすることは無理があるかも知れません。もっと違った要素が特にアマチュアゴルファーにとってはありそうな気がします。実際には保険会社の方はアマチュアゴルファーのホールインワンの発生実績などを含め事情をよくご存じではないかと思います。
「一度あることは二度ある」「二度あることは三度ある」と同じ意味で使われていますが、ことゴルフのホールインワンについては「一度あることが二度あったら非常に嬉しいですが」これはもう超珍しいことです。三度となると普通の人には最早ほぼ不可能なことになりそうですね。
まとめ
ゴルフのホールインワンが出る確率はアマチュアゴルファーにとっては非常に低く一生に一回有るか無いかくらいの珍しさになります。
これが二回出るとなると何か悪いことが起きるのではないかと心配になりますが、今のところ何も起きていません。また良いことも特に起きていなくて平常と変わりません。筆者にとっては望外の喜びでありまた超貴重な経験をさせて頂きました。ご関係の皆様に厚くお礼申しあげます。
最後までご覧いただきまして有難うございます。