今秋のキャベツと白菜は(2019/09/19)
目次
キャベツと白菜
一年が経つのは早いものですね。今年も夏野菜が終わり秋のキャベツと白菜を栽培する季節がやって来ました。キャベツも白菜も昨年の秋と今年の春の試験的な栽培の結果を踏まえて、今秋も栽培してみたいと思います。
畝作り
キャベツと白菜用の畝はまず予め発酵堆肥、苦土石灰、化成肥料を施し一週間以上前に耕運機で良く耕しておきます。ここに幅約1.2m×長さ約4.0m×高さ約6~7㎝程度の畝を造りマルチを敷きました。水はけを考慮して畝は少し高くしておきます。マルチを敷くのは保水と雑草防止の為です。
苗の定植
この畝にキャベツと白菜を定植します。苗はホームセンターで購入した苗です。定植時期はキャベツが8月31日に、白菜は9月4日に定植しました。例年白菜の定植時期は1週間遅らせています。
今年はまだ残暑が厳しかったので定植時期としては少し早いような気もしました。畝の中の苗の配置ですが、3列にしました。両側にキャベツについては株間約40㎝に、白菜は約50㎝にしました。
レタスをコンパニオン・プランツとして定植
配置
さらに3列の中の列には防虫対策としてアブラナ科の野菜のコンパニオン・プランツであるグリーンレタスを定植しました。配置としては昨秋の場合とは違ってレタスをキャベツ、白菜が取り囲む形となります。
レタスとキャベツ、白菜の苗間距離はおよそ40~50㎝です。レタスの生育は早いのでキャベツ、白菜より先の採取することになる予定です。マルチ中央の3穴にはレタスの種を播いたのですが何故か発芽しませんでした。その後レタス苗を定植しました。
今春よりレタスの苗の割合が少ないのですが、空き地がないのでレタスを増やせません。これで防虫効果がどの程度あるのか試してみたいと考えています。畝には防虫ネットをトンネル状に張りました。
これまでのところ順調に生育しています。蝶は盛んに飛び回っていますので、虫食いはこれから始まると思いますがどうなるでしょうか。2021年9月同じころのキャベツと白菜はこちら。(2021/09/23、追記)。
ブロッコリーと大根
大根
大根の種子は青首総太り型です。播く時期は1回目は8月29日にキャベツの定植時期と同じころに、2回目は9月6日に、さらに3回目は9月15日に分けて行いました。一度に出来ても食べ切れないので収穫時期をずらすためです。株間約30㎝で3列に播きました。(写真ではまだ2列です)
ブロッコリー
ブロッコリーはキャベツと同じアブラナ科で苗の段階ではほとんど区別が付かないほどよく似ています。ブロッコリーは成長過程の途中から背丈を急速に伸ばしてきます。
直ぐに防虫ネットのトンネルには入り切れなくなるので今年は大根の畝の端っこに植えることにしました。ブロッコリーは防虫ネットなしでいこうかと思っています。
玉ネギとニンニク
玉ネギ
秋冬野菜ではなくて越冬して来年の春に収穫する玉ネギとニンニクも畝を準備します。播種の一週間以上前までに発酵堆肥、苦土石灰、化成肥料を施し耕運機で良く耕して置きます。
畝立てと播種
畝立ては幅約120cm×長さ約4m×高さ約6~7㎝に土を盛り5穴のマルチを敷きます。玉ねぎの種は昨年と同じ「黄玉葱」「強健たまねぎ」の2袋でいずれも甲高の豊円球種です。
播種はマルチ穴一か所に4~5粒程度。9月3日に播種し9日には発芽しております。発芽にバラツキがありますので苗が10㎝程度になったところで未発芽の箇所には移植して揃えます。
ニンニク
今年の春の収穫状況ではブランド品も徳用品も大差なく良く出来たので、今回はニンニクの種球は徳用の1kgを準備しました。
ニンニクは同じ畝の端に種球の六片ニンニクを9月3日に定植しました。。玉ネギ畝の隣に小さなニンニク畝(写真)とさらにフェンス側に小さな畝を造りました。9月10日と11日にかけて定植しました。いずれも未だ発芽しておりません
まとめ
- 昨年の秋のキャベツと白菜は虫に喰われ殆ど全滅状態でした。今年の春の栽培結果を踏まえて最初からコンパニオン・プランツとしてグリーンレタス3列の中の列に配置しました。効果を見てみたいと思います。
- 今年の春に収穫した玉ネギとニンニクは豊作でした。春の玉ネギの収穫量は種子袋2袋で26.5㎏でしたが、今年の種子は2袋ですので条件は殆ど同じです。なんとかもう少し良い成績を出したいと思っています。
ご参照;キャベツと白菜のその後 2019-10-06
最後までご覧いただき有難うございます。