玉ネギの定植(2020/10/12)
目次
玉ネギを定植する
例年玉ネギは5穴マルチに玉ねぎの種子を直播しています。今年はナスの跡に植えることにしていますが、9月28日に撤去した。4月21日の定植以来5か月間多くの実を付けて頑張ったものです。大根の横の狭い場所を確保して玉ねぎの苗作りをすることにした。
苗つくり
苗つくりには普通「セルトレイ」に専用の培土を使って比較的簡単に作ることが出来ます。筆者の場合は大根の横の狭い場所に種子袋2袋分の種を播いた。
セルトレイを使う
種まき専用の培土を使うのが便利
これは前もって肥料を入れ消毒されている
培土を敷き軽く押して穴を作り2~3粒播く
培土を被せて軽く押し水をたっぷりかける
発芽後根がポット底から出て背丈が
10~15cm以上で移植
当菜園では育苗用のセルトレイを使って苗作りをする仲間もいますが、やはり畑の端で露地直播で作る仲間が多いようです。
露地直播きで作る
約0.8m×約1.0mほどの限られた空き地に5cm間隔の小さな溝を作り筋蒔きにした。品種は例年「黄王葱」と「強健たまねぎ」の2袋。9/1播種、9/6発芽し生育は今のところ順調です。下のポストもご参照ください。
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この方法で大切なことは移植時に苗を取り出すときに根を痛めないようにすることです。
直播きで苗つくり
品種:黄王葱と強健たまねぎ
播種;9/1、発芽:9/6
移植直前の苗
左の写真:発芽後35日(10/11)
背丈:15~25cm
市販の苗を使う
ホームセンターで大きさが揃った良い苗を販売しているので、これを使うことが出来ます。当地では11月中旬頃まで定植可能なので狭い家庭菜園では畑を効率的に使用する場合には有効です。
畝作り
ナス畝の跡に堆肥、苦土石灰、化成肥料を所定量施し耕運機で丁寧に耕し畝を作った。この玉ネギ用の畝同じ5穴マルチなので前もって定植を済ませたニンニク畝と繋いだ。9月2日に定植したニンニクは10月2日の時点で半分くらい発芽しています。
ナスは9月28日に撤去した。秋ナス仕様に更新剪定をしていないので、さすがに枯れ葉が目立ち苗木全体の勢いがなくなってきた。
定植
苗の植え方
苗の太さ:5~7cm、草丈:15~25cm、葉:3~4枚程度に育った苗を苗床から採取して、1穴に1本、穴の深さは2~3cmとし玉ネギの白い球の上部が地面から少し出る程度に植える。
予め準備していた5穴マルチ畝の1穴に1本の苗を植えた。昨年までと比べて異なるところは;-
マルチ畝に種子を直播したこと
間引きと未発芽穴への移植が後日必要になる
畑の回転率が良くない可能性あり
苗床でつくった苗をマルチ畝に植えたこと
良い苗を植えることができる
畑の回転率が良いように思われる
昨年はマルチ畝に9月3日に直播しています。ことしは苗床に9月1日に直播し10月12日本畝に移植しています。移植時期は少し早いようですがどうなるでしょうか。
定植日:2020/10/12
品種:黄王葱と強健たまねぎ
定植苗数:70本(=14×5)
苗:草丈15~25㎝程度でやや小ぶり
場所:大きい苗から植えたので品種は
纏めることが出来ずバラバラとなった
昨年の春野菜の成績はジャガイモは遅霜などの天候の影響で30%の減収でした。玉ねぎは一昨年並みでした。下のポストもご参照下さい。
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秋冬野菜の成績については下のポストをご参照ください。
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玉ネギの種子は「黄王葱」と「強健たまねぎ」各1袋ずつで変わらず。天候の違いなどもあるので単純に比較は出来ませんが、来年5月の収穫時には量や品質など差が出るか見てみたいと思います。
まとめ
- 今年から玉ネギの栽培は苗床で作った苗をマルチ畝に定植する方法に変更した。これが普通の方法のようです。
- 来年5月にどのような収穫結果が得られるか見てみたいと思っています。
最後までご覧いただき有難うございます。