あちこちガタが来て(2021/07/14)
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あちこちガタがきて
マイカーの話ではありません。マイボディーの話なのです。本人はまだ元気のつもりいるし周りの人からもお世辞でも「元気だね」と言われるのですが、体のあちこちガタが来るようになりました。加齢と共やむを得ないことではありますが、決して嬉しいことではありません。まず最初に機能低下をきたしたのは視力です。
視力低下
スマフォやパソコンを見る時間が長くなるにつれて近くが見え辛くなってきます。老眼の進行とともに近視も進むので厄介です。長年使用してきた遠近両用眼鏡では用を足さなくなり買い替えることにした。
近くのメガネ店で再び遠近両用の眼鏡を作成したのですが、レンズは専門の加工工場で作成されて正確で早いです。
歯が痛くなる
昨年の秋に虫歯は全部綺麗に直したので当分大丈夫と思っていたのですがどうも虫歯ではなさそう。神経や歯茎が痛いので早速歯科クリニックで見て貰ったら摩耗損だとのこと。よほど歯ぎしりするような何があったのか。
「脳力」も
頭の回転や記憶力も低下してきたかな。頭につける薬はないので、少しばかりの回復にはせいぜいゆっくり休養することくらいでしょうか。
筋肉量の減少
筋肉が加齢とともに少しずつ減少していくのは止むを得ないのですが、最近は体全体を支える太ももの筋肉が特に細くなってきた感じがします。運動をした後の筋肉痛のような痛みを感じるのですが、暫く歩いていると解消してきます。
太ももの筋肉
医学的知見はまったくありませんが、太ももの筋肉は大腿四頭筋と呼ばれています。大腿四頭筋は大腿骨に繋がる筋肉で大腿骨を挟み四方に繋がる筋肉の総称です。大腿四頭筋は大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋から成り作用は股関節の伸展を司るのだそうです。
股関節の伸展には今のところ支障はないので筋肉自体の問題なのでしょうか。
サルコペニア
加齢や疾患により筋肉量が減少して握力や下肢筋・体幹筋など全身の筋力が低下することを「サルコペニア」というのだそうです。現象としては
(1)歩く速度が遅くなる
(2)杖や手すりが必要になる
(3)起き上がりが不自由になる など
老齢化社会の進行とともにこの症状を示す人は増加しており、このところ注目されてきた分野です。
筋トレ
従ってスポーツ競技ではこの大腿四頭筋のトレーニングは重要となります。レッグエクステンション、レッグプレスなどのマシンを使って鍛えるのも良いですが、普通の家庭にはないのでスクワットは工夫すれば手軽に出来そうです。
スクワット
スクワットと言ってもシニアにはバーベルを使用しないハーフ・エア・スクワットあたりがいいのかも知れません。
筆者自身は「まず両足を少し広げ、両手を頭の後ろに置き背筋を垂直に伸ばしたままゆっくりとしゃがんでいく」運動をしていますが、そもそも背筋を垂直に伸ばすこと自体が太ももの筋肉に響き慣れるまでは大変です。
ウォーキング
シニアにとって筋肉の衰えは一番の敵です。自分に見合った方法を見つけて訓練してみることが大切なように思います。毎日天気が良ければ外で歩くことです。
背筋を伸ばしてなるべく歩幅を広くとって歩くと良いようです。軽くて厚底のウォーキングシューズは反発力があって具合がいいです。最近のシューズは改良が進んでいます。4~5階くらいなら筆者はなるべくエレベーターを使わずに階段を使うことにしています。
家庭菜園
家庭菜園もいいですね。畑を耕したり、スコップやクワで穴を掘ったり、畝を作ったり、水遣りをしたり、草取りをしたりそして収穫をするうちに知らず知らずのうちに手足の筋肉を使っています。結構な歩数歩いています。
まとめ
- 加齢ともに誰でも体にガタがきます。少しでも機能を維持するためには出来る範囲の訓練をした方が良いようです。
- 機能低下で一番困るは太ももの筋肉量低下による下肢筋・体幹筋が衰え体全体が安定性を欠くようになることです。
最後までご覧いただき有難うございます。