今年も秋冬野菜を始める(4)(2022/11/04)
目次
秋冬野菜の出来具合は
今年の秋は主に次の二つのテーマで取り組んでいます。
(1)サツマイモの立体栽培
(2)玉ネギの直播栽培
サツマイモの立体栽培は初めてでしたが、この4年間でより良い結果が得られました。結果はこちらに纏めています。現在は玉ネギの定植を終えて一段落しているところです。途中の枯死を見越して多めに播種した苗が大きくなってきたために、これの活用法を思案中です。
蕪(カブ)
今年も聖護院カブと中カブを栽培しています。8月9日に播種した先発の聖護院カブは丁度成長期にアオムシトと大量のアブラムシに食害され葉が葉脈だけになってしまった。今年は虫害が酷いですね。
一時は破棄しようかと思ったくらいですが、その後涼しくなったこともあって持ち直してきた。ただ回復するまでの期間球根の生育は止まっていたのではないかと思います。葉が青々として元気が良いのでもう少し栽培すればもう少し大きくなるのかも知れません。
播種:8/9、発芽:8/211
間引きと追肥
食害:酷い、一時生育不良
途中から回復
収穫:11/2、やはり球根がいびつで小さい
キャベツと白菜
こちらも途中までは元気に大きくなってきたのですが、葉が大きくなって風通しが悪くなってきたところでアオムシと特にアブラムシの付着が酷くなった。白菜1個は軟腐病で廃棄を余儀なくされた。
10月後半になって気温が少し下がってくると食害は少なくなった。9月8日に定植したのですが、当地ではもう少し遅めに植えた方が良いのかも知れません。今年のキャベツ、白菜は食害により品質にいささか自信がないですね。
定植:9/6
品種:白菜は金将2号、キャベツは金系201号
白菜は収穫出来る状態
食害:白菜は1個
キャベツは1個虫喰い軟腐病
レタスは青虫付着、2株は収穫済
大根、中カブともに順調
中カブの間に結球レタスを播種
コンパニオンプランツとして
前作は九条ネギでしたが発芽率が悪く
途中で枯れて消滅した
サツマイモの土と交換、肥料は少なめに
現在生育は順調
大根
先発は9月5日に、後発は9月27日にいずれも青首系『秋ゆたか」を播種した。先発2個は成長点を青虫に食われて一時成長が止まった。その後横から新しい芽が出てきて盛り返してきましたが根の大きさは11月3日現在他の半分くらいです。
小松菜
九条ネギを播種したのですが、発芽率が悪く上手くいかなかったフェンス側の畝ですが、土を入れ替え肥料を少なめにしたところ発芽も良く上手く生育しています。九条ネギの連作も障害が出るのでしょうか。
玉ネギとニンニク
玉ネギは今年は直播に挑戦中です。途中に枯死する苗を考慮して播種量をやや多めにしたのですが、苗としても順調に生育しています。そろそろ間引きする時期が近づいてきました。
早生系:サラダ玉葱、貝塚早生黄、9/3播種
中成種:泉州黄玉葱、9/13播種
ニンニク:昨年の収穫品を種球に使用、発芽率は良い方
2020年10月定植時の状況
種球:昨年収穫した球
定植:9/13
今のところ順調
2021年9月のニンニクの状況
品種:青首系「安ゆたか」
播種:9/5、重量:1.4kg
想像よりずんぐりしている
小松菜はこれが3回目の収穫
Twitterとの連携
Twitterとは下記のアカウントで連携しています。どうぞ一度ご利用になって下さい。
関連記事
(6)秋冬野菜の生育状況は 2020/11/11
(5)玉ネギの直播栽培(2) 2022/10/09
(4)玉ネギの直播栽培(1) 2022/09/25
(3)今年も秋冬野菜を始める(3) 2022/09/07
(2)今年も秋冬野菜を始める(2) 2022/08/31
(1)サツマイモは立体化へ(2) 2022/09/21
まとめ
- 玉ネギの早生種は播種時の高温だったせいもあって発芽率が余り良くなく枯死する苗がでた。あとは順調に生育しています。
- 今年はキャベツと白菜の食害が酷いです。小松菜の生育は良好です。年によって出来不出来の差が大きいと感じます。
最後までご覧いただき有難うございます。